恋に堕ちる唄なら
こい に おちる うた なら
Koi ni Ochiru Uta nara
詩人たちが星の数書く
しじん たちが ほし の かず かく
Shijin tachiga Hoshi no Kazu Kaku
金糸雀の声持つ歌姫たちが
きん いと すずめ の こえ もつ うたひめ たちが
Kin Ito Suzume no Koe Motsu Utahime tachiga
月昇るたび さえずる
がつ のぼる たび さえずる
Gatsu Noboru tabi saezuru
だけどわたしのこころにあるのは
だけどわたしのこころにあるのは
dakedowatashinokokoroniarunoha
ただひとつの恋だけ
ただひとつの こい だけ
tadahitotsuno Koi dake
かつて愛された
かつて あいさ れた
katsute Aisa reta
想い それがあるから
おもい それがあるから
Omoi soregaarukara
夢も明日もいらない
ゆめ も あした もいらない
Yume mo Ashita moiranai
小さな籠のなか暮らすの
ちいさ な かご のなか くら すの
Chiisa na Kago nonaka Kura suno
愛に裂けた傷なら
あい に さけ た きず なら
Ai ni Sake ta Kizu nara
時の針が痕なく縫おう
ときの はり が あと なく ぬお う
Tokino Hari ga Ato naku Nuo u
青褪めた裸の踊り子たちは
あお さめ た はだか の おどりこ たちは
Ao Same ta Hadaka no Odoriko tachiha
情熱を舞いつづける
じょうねつ を まい つづける
Jounetsu wo Mai tsuzukeru
だけどわたしのこころに
だけどわたしのこころに
dakedowatashinokokoroni
咲くのは散ることない黒薔薇
さく のは ちる ことない くろ ばら
Saku noha Chiru kotonai Kuro Bara
誰かを愛した
だれか を いとし た
Dareka wo Itoshi ta
記憶 それがあるから
きおく それがあるから
Kioku soregaarukara
恐れも寂しさもなく
おそれ も さびし さもなく
Osore mo Sabishi samonaku
穏やかな微笑でいるの
おだや かな びしょう でいるの
Odaya kana Bishou deiruno
いつもわたしのこころにあるのは
いつもわたしのこころにあるのは
itsumowatashinokokoroniarunoha
ただ一度の恋だけ
ただ いちど の こい だけ
tada Ichido no Koi dake
褪せることのない
あせ ることのない
Ase rukotononai
秘密を抱いたままで
ひみつ を だい たままで
Himitsu wo Dai tamamade
一生 誰にも語らず
いっしょう だれ にも かたら ず
Isshou Dare nimo Katara zu
静かなる微笑で生きる
しずか なる びしょう で いき る
Shizuka naru Bishou de Iki ru
やがて老いていくほど少女のように
やがて おい ていくほど しょうじょ のように
yagate Oi teikuhodo Shoujo noyouni