ある朝の河の畔
ある あさ の かわ の あぜ
aru Asa no Kawa no Aze
草むら緑の中寝転び
くさ むら みどり の なか ねころび
Kusa mura Midori no Naka Nekorobi
鼻先くすぐるチョウチョ踊り
はなさき くすぐる ちょうちょ おどり
Hanasaki kusuguru choucho Odori
未だ明けきれぬ空は何処までも遠い
いまだ あけ きれぬ そら は どこ までも とおい
Imada Ake kirenu Sora ha Doko mademo Tooi
次第に青さ深めるスクリーン
しだい に あお さ ふかめ る すくりーん
Shidai ni Ao sa Fukame ru sukuri^n
映し出すのは夢の続き
うつし だす のは ゆめ の つづき
Utsushi Dasu noha Yume no Tsuzuki
欠伸ひとつと大きく背伸び
あくび ひとつと おおき く せのび
Akubi hitotsuto Ooki ku Senobi
春のせせらぎ ひとり大の字
はる のせせらぎ ひとり だい の じ
Haru noseseragi hitori Dai no Ji
遥か山の頂き 名残り雪
はるか やま の いただき なごり ゆき
Haruka Yama no Itadaki Nagori Yuki
季節またいで旅の道筋
きせつ またいで たび の みちすじ
Kisetsu mataide Tabi no Michisuji
頬をかすめて飛んでくツバメ
ほお をかすめて とん でく つばめ
Hoo wokasumete Ton deku tsubame
振り向きざま「オハヨウ！」声掛けられ
ふりむき ざま 「 おはよう ！」 こえかけ られ
Furimuki zama 「 ohayou ！」 Koekake rare
そろそろ行かねば「せいのっ」と腰あげ
そろそろ いか ねば 「 せいのっ 」 と こし あげ
sorosoro Ika neba 「 seinotsu 」 to Koshi age
それで一体どちらまで？
それで いったい どちらまで ？
sorede Ittai dochiramade ？
それは・・それは・・
それは ・・ それは ・・
soreha ・・ soreha ・・
ときに早春 そう 旅の途中
ときに そうしゅん そう たび の とちゅう
tokini Soushun sou Tabi no Tochuu
つまり 僕ら西へ下り
つまり ぼくら にし へ くだり
tsumari Bokura Nishi he Kudari
ブラリ 侍気どり無頼
ぶらり さむらい きど り ぶらい
burari Samurai Kido ri Burai
道連れ魂 空へフワリ
みちづれ たましい そら へ ふわり
Michizure Tamashii Sora he fuwari
翼ひるがえしたら FLY
つばさ ひるがえしたら FLY
Tsubasa hirugaeshitara FLY
いつか旅に出る事になるとは
いつか たび に でる こと になるとは
itsuka Tabi ni Deru Koto ninarutoha
生まれた時から知っていました
うまれ た とき から しって いました
Umare ta Toki kara Shitte imashita
ランドセル背負った小さな背中に
らんどせる せおった ちいさ な せなか に
randoseru Seotta Chiisa na Senaka ni
誰かが呼ぶ声聞こえてました
だれか が よぶ こえ きこ えてました
Dareka ga Yobu Koe Kiko etemashita
学校帰りの夕焼け小道
がっこうがえり の ゆうやけ こみち
Gakkougaeri no Yuuyake Komichi
懐かしさに微睡み歩く日々
なつかし さに び すい み あるく ひび
Natsukashi sani Bi Sui mi Aruku Hibi
きっとずっと昔いた自分捜し
きっとずっと むかし いた じぶん さがし
kittozutto Mukashi ita Jibun Sagashi
呼び覚まし やがて始まる旅
よび さま し やがて はじま る たび
Yobi Sama shi yagate Hajima ru Tabi
本をめくって歴史を紐解くよりも
ほん をめくって れきし を ひもとく よりも
Hon womekutte Rekishi wo Himotoku yorimo
己の世界はずっと広く
おのれ の せかい はずっと ひろく
Onore no Sekai hazutto Hiroku
スニーカーの底に響く感触
すにーかー の そこ に ひびく かんしょく
suni^ka^ no Soko ni Hibiku Kanshoku
アスファルトの下 眠る記憶
あすふぁると の した ねむる きおく
asufaruto no Shita Nemuru Kioku
辿り旅行かば 現在から過去
たどり りょこう かば げんざい から かこ
Tadori Ryokou kaba Genzai kara Kako
僕は僕に出会うだろう
ぼくは ぼく に であう だろう
Bokuha Boku ni Deau darou
そして未来の僕が僕を見つけ
そして みらい の ぼく が ぼく を みつ け
soshite Mirai no Boku ga Boku wo Mitsu ke
それまで此処でちょっと待ち伏せ
それまで ここ でちょっと まち ふせ
soremade Koko dechotto Machi Fuse
つまり 僕ら西へ下り
つまり ぼくら にし へ くだり
tsumari Bokura Nishi he Kudari
ブラリ 侍気どり無頼
ぶらり さむらい きど り ぶらい
burari Samurai Kido ri Burai
道連れ魂 空へフワリ
みちづれ たましい そら へ ふわり
Michizure Tamashii Sora he fuwari
翼ひるがえしたら FLY
つばさ ひるがえしたら FLY
Tsubasa hirugaeshitara FLY
旅を始めて
たび を はじめ て
Tabi wo Hajime te
何日目？
なんにちめ ？
Nannichime ？
君を訪れ
くん を おとずれ
Kun wo Otozure
やがて仲間連れ
やがて なかま つれ
yagate Nakama Tsure
徒然なるままに
つれづれ なるままに
Tsurezure narumamani
時代駆け抜け
じだい かけ ぬけ
Jidai Kake Nuke
潮風くちづけ
しおかぜ くちづけ
Shiokaze kuchizuke
響け口笛
ひびけ くちぶえ
Hibike Kuchibue
つまり 僕ら西へ下り
つまり ぼくら にし へ くだり
tsumari Bokura Nishi he Kudari
ブラリ 侍気どり無頼
ぶらり さむらい きど り ぶらい
burari Samurai Kido ri Burai
道連れ魂 空へフワリ
みちづれ たましい そら へ ふわり
Michizure Tamashii Sora he fuwari
翼ひるがえしたら FLY
つばさ ひるがえしたら FLY
Tsubasa hirugaeshitara FLY
つまり 僕ら西へ下り
つまり ぼくら にし へ くだり
tsumari Bokura Nishi he Kudari
ブラリ 侍気どり無頼
ぶらり さむらい きど り ぶらい
burari Samurai Kido ri Burai
道連れ魂 空へフワリ
みちづれ たましい そら へ ふわり
Michizure Tamashii Sora he fuwari
翼ひるがえしたら FLY
つばさ ひるがえしたら FLY
Tsubasa hirugaeshitara FLY
FLY FLY FLY・・・
FLY FLY FLY ・・・
FLY FLY FLY ・・・
FLY・・・
FLY ・・・
FLY ・・・
夏になれば冬想い
なつ になれば ふゆ おもい
Natsu ninareba Fuyu Omoi
冬になれば夏想う
ふゆ になれば なつ おもう
Fuyu ninareba Natsu Omou