謂われなき罪に問われ 裁かれた男がいる
いわ れなき つみ に とわ れ さばか れた おとこ がいる
Iwa renaki Tsumi ni Towa re Sabaka reta Otoko gairu
神よ聞こえているのか? 無実の悲痛な叫びが
かみ よ きこ えているのか ? むじつ の ひつう な さけび が
Kami yo Kiko eteirunoka ? Mujitsu no Hitsuu na Sakebi ga
暗い部屋の中 虚ろな瞳のまま
くらい へや の なか うつろ な ひとみ のまま
Kurai Heya no Naka Utsuro na Hitomi nomama
乾いた涙を握りしめ
かわい た なみだ を にぎり しめ
Kawai ta Namida wo Nigiri shime
孤独に自ら 命を辞める前に
こどく に みずから いのち を やめ る まえ に
Kodoku ni Mizukara Inochi wo Yame ru Mae ni
声を震わせて 彼は呟いた
こえ を ふるわ せて かれは げん いた
Koe wo Furuwa sete Kareha Gen ita
「それでも僕はやってない‥‥」
「 それでも ぼくは やってない ‥‥」
「 soredemo Bokuha yattenai ‥‥」
神よあなたが下した答えは…教えた正義とは何?
かみ よあなたが くだし た こたえ は … おしえ た せいぎ とは なに ?
Kami yoanataga Kudashi ta Kotae ha … Oshie ta Seigi toha Nani ?
この声が届いたとしても‥‥彼の傷みは消えない
この こえ が とどい たとしても ‥‥ かの いたみ は きえ ない
kono Koe ga Todoi tatoshitemo ‥‥ Kano Itami ha Kie nai
都合良く真実を ねじ曲げた奴がいる
つごう よく しんじつ を ねじ まげ た やつ がいる
Tsugou Yoku Shinjitsu wo neji Mage ta Yatsu gairu
神よ何を見ていた? 人の不幸で私欲を肥やしてる
かみ よ なにを みて いた ? にん の ふこう で しよく を こえ やしてる
Kami yo Naniwo Mite ita ? Nin no Fukou de Shiyoku wo Koe yashiteru
適当な指導者 いい加減なマスメディア
てきとう な しどうしゃ いい かげん な ますめでぃあ
Tekitou na Shidousha ii Kagen na masumedia
権力はいつも笑いながら
けんりょく はいつも わらい ながら
Kenryoku haitsumo Warai nagara
「神は助けもしない だが天罰も与えない
「 かみ は たすけ もしない だが てんばつ も あたえ ない
「 Kami ha Tasuke moshinai daga Tenbatsu mo Atae nai
罪を裁くのは 人間(ひと)が創った法」
つみ を さばく のは にんげん ( ひと ) が つくった ほう 」
Tsumi wo Sabaku noha Ningen ( hito ) ga Tsukutta Hou 」
神よあなたは裁きの権限を…なぜ人間(ひと)に与えたのですか?
かみ よあなたは さばき の けんげん を … なぜ にんげん ( ひと ) に あたえ たのですか ?
Kami yoanataha Sabaki no Kengen wo … naze Ningen ( hito ) ni Atae tanodesuka ?
人は皆‥‥儚くて弱く…スルくあざとい…生き物(たましい)
にん は みな ‥‥ ぼう くて よわく … する くあざとい … いきもの ( たましい )
Nin ha Mina ‥‥ Bou kute Yowaku … suru kuazatoi … Ikimono ( tamashii )
正義は勝つのか 勝ったモノが正義か
せいぎ は かつ のか かった もの が せいぎ か
Seigi ha Katsu noka Katta mono ga Seigi ka
天使も悪魔も紙一重
てんし も あくま も かみひとえ
Tenshi mo Akuma mo Kamihitoe
時代が違えば“殺し”さえ讃えられて
じだい が ちがえ ば “ ころし ” さえ たたえ られて
Jidai ga Chigae ba “ Koroshi ” sae Tatae rarete
哀しく一言 誰かが言った
かなし く ひとこと だれか が いっった
Kanashi ku Hitokoto Dareka ga Itsutta
「神など存在しない‥‥」
「 かみ など そんざい しない ‥‥」
「 Kami nado Sonzai shinai ‥‥」
届かないなら祈りなどしない‥ただ虚しく響くだけ
とどか ないなら いのり などしない ‥ ただ むなし く ひびく だけ
Todoka nainara Inori nadoshinai ‥ tada Munashi ku Hibiku dake
この声が届いたとしても‥‥くり返しの罪と罰
この こえ が とどい たとしても ‥‥ くり かえし の つみ と ばつ
kono Koe ga Todoi tatoshitemo ‥‥ kuri Kaeshi no Tsumi to Batsu
神よあなたが下した答えは…本当の正義とは何?
かみ よあなたが くだし た こたえ は … ほんとう の せいぎ とは なに ?
Kami yoanataga Kudashi ta Kotae ha … Hontou no Seigi toha Nani ?
人は皆‥‥儚くて弱く…ズルくあざとい…生き物(たましい)
にん は みな ‥‥ ぼう くて よわく … ずる くあざとい … いきもの ( たましい )
Nin ha Mina ‥‥ Bou kute Yowaku … zuru kuazatoi … Ikimono ( tamashii )