生まれた時は 覚えてないが 呼吸はしていた
うまれ た とき は おぼえ てないが こきゅう はしていた
Umare ta Toki ha Oboe tenaiga Kokyuu hashiteita
理由は無いけど 生みの親は ひと目で判った
りゆう は ない けど うみ の おや は ひと めで わかった
Riyuu ha Nai kedo Umi no Oya ha hito Mede Wakatta
まだ小さくて 白い体 擦り寄せてみた
まだ ちいさ くて しろい からだ すり よせ てみた
mada Chiisa kute Shiroi Karada Suri Yose temita
彼女は やっと それに気付いて 名前を付けた
かのじょ は やっと それに きづい て なまえ を づけ た
Kanojo ha yatto soreni Kizui te Namae wo Zuke ta
「いつから側に居たの? 抱いて欲しいの?」
「 いつから がわ に いた の ? だい て ほしい の ? 」
「 itsukara Gawa ni Ita no ? Dai te Hoshii no ? 」
答える術も無いから ただ 身を寄せたよ
こたえ る じゅつ も ない から ただ みを よせ たよ
Kotae ru Jutsu mo Nai kara tada Miwo Yose tayo
少しはあったかいかな
すこし はあったかいかな
Sukoshi haattakaikana
くだらなかった 彼女の日々は 大きく変わった
くだらなかった かのじょ の ひび は おおき く かわ った
kudaranakatta Kanojo no Hibi ha Ooki ku Kawa tta
餌を与えて 散歩にも行って 沢山触った
えさ を あたえ て さんぽ にも いって たくさん さわった
Esa wo Atae te Sanpo nimo Itte Takusan Sawatta
首輪を巻いて 服まで着せて 紐で繋いだ
くびわ を まい て ふく まで きせ て ひも で つない だ
Kubiwa wo Mai te Fuku made Kise te Himo de Tsunai da
人が来れば 見せびらかして 鼻を高くした
にん が これ ば みせ びらかして はな を たかく した
Nin ga Kore ba Mise birakashite Hana wo Takaku shita
「少しも 離れないの よく 懐いているの」
「 すこし も はなれ ないの よく ふところ いているの 」
「 Sukoshi mo Hanare naino yoku Futokoro iteiruno 」
忘れられたくないから ひたすら身を寄せるよ
わすれ られたくないから ひたすら みを よせ るよ
Wasure raretakunaikara hitasura Miwo Yose ruyo
それで 覚えていてくれるなら
それで おぼえ ていてくれるなら
sorede Oboe teitekurerunara
寂しくはないよ 君と居られるから
さびし くはないよ くん と いら れるから
Sabishi kuhanaiyo Kun to Ira rerukara
ただ 名前を呼んでくれる事が
ただ なまえ を よん でくれる こと が
tada Namae wo Yon dekureru Koto ga
少しずつ減ってきた
すこし ずつ へって きた
Sukoshi zutsu Hette kita
生まれた時は 覚えてないが 呼吸はしていた
うまれ た とき は おぼえ てないが こきゅう はしていた
Umare ta Toki ha Oboe tenaiga Kokyuu hashiteita
既に名前とは 懸け離れた 姿にされていた
すでに なまえ とは かけ はなれ た すがた にされていた
Sudeni Namae toha Kake Hanare ta Sugata nisareteita
自分の色と 動き方を 忘れてしまった
じぶん の しょく と うごき ほうを わすれ てしまった
Jibun no Shoku to Ugoki Houwo Wasure teshimatta
彼女もいつか 付けた名前を 忘れてしまった
かのじょ もいつか づけ た なまえ を わすれ てしまった
Kanojo moitsuka Zuke ta Namae wo Wasure teshimatta
変わり果てた 夢の頬に 涙落とした
かわり はて た ゆめ の ほお に なみだ おと した
Kawari Hate ta Yume no Hoo ni Namida Oto shita
触ってみても その感触は 別のものだった
さわって みても その かんしょく は べつの ものだった
Sawatte mitemo sono Kanshoku ha Betsuno monodatta
自分で着せた 服を脱がして 涙落とした
じぶん で きせ た ふく を ぬが して なみだ おと した
Jibun de Kise ta Fuku wo Nuga shite Namida Oto shita
あぁ そうだった こんなに白い体をしていた
あぁ そうだった こんなに しろい からだ をしていた
aa soudatta konnani Shiroi Karada woshiteita
「この手で 汚していたの? 閉じこめていたの?」
「 この てで よごし ていたの ? とじ こめていたの ? 」
「 kono Tede Yogoshi teitano ? Toji kometeitano ? 」
苦しかった首から 首輪が外れた
くるし かった くび から くびわ が はずれ た
Kurushi katta Kubi kara Kubiwa ga Hazure ta
僕は自由になった
ぼくは じゆう になった
Bokuha Jiyuu ninatta
いつでも 側に居るよ ずっと 一緒だよ
いつでも がわ に いる よ ずっと いっしょ だよ
itsudemo Gawa ni Iru yo zutto Issho dayo
首輪や 紐じゃないんだよ 君に身を寄せるのは
くびわ や ひも じゃないんだよ くん に みを よせ るのは
Kubiwa ya Himo janaindayo Kun ni Miwo Yose runoha
全て僕の意志だ
すべて ぼく の いし だ
Subete Boku no Ishi da
寂しくはないよ 君と生きているから
さびし くはないよ くん と いき ているから
Sabishi kuhanaiyo Kun to Iki teirukara
ただ名前を呼んでくれるだけで いいんだよ
ただ なまえ を よん でくれるだけで いいんだよ
tada Namae wo Yon dekurerudakede iindayo
ねぇ それだけ 忘れないで
ねぇ それだけ わすれ ないで
nee soredake Wasure naide