仄暗い水の底から浮き上がるように明けていく 今夜も
ほのぐらい みず の そこ から うき あが るように あけ ていく こんや も
Honogurai Mizu no Soko kara Uki Aga ruyouni Ake teiku Konya mo
テレビの光に看取られて僕の昨日が息絶える ふがいないまま
てれび の ひかり に かんしゅ られて ぼく の きのう が いき たえ る ふがいないまま
terebi no Hikari ni Kanshu rarete Boku no Kinou ga Iki Tae ru fugainaimama
夜明け前は ひとりぼっちで
よあけまえ は ひとりぼっちで
Yoakemae ha hitoribotchide
夜明け前は 逃げ出したくて
よあけまえ は にげだし たくて
Yoakemae ha Nigedashi takute
夜明け前は わからなくなるよ 明日が、どこか
よあけまえ は わからなくなるよ あした が 、 どこか
Yoakemae ha wakaranakunaruyo Ashita ga 、 dokoka
僕は旧い風を吸い込んで 新しい呼吸をしたんだ
ぼくは ふるい かぜ を すい こん で あたらし い こきゅう をしたんだ
Bokuha Furui Kaze wo Sui Kon de Atarashi i Kokyuu woshitanda
あたたかいさみしさを棄てて つめたたいはじまりを連れていく
あたたかいさみしさを すて て つめたたいはじまりを つれ ていく
atatakaisamishisawo Sute te tsumetataihajimariwo Tsure teiku
何もない手のひら開いて 何もないこともわかったから
なにも ない ての ひら ひらい て なにも ないこともわかったから
Nanimo nai Teno hira Hirai te Nanimo naikotomowakattakara
ここからが明日と決めて さよならを言うよ
ここからが あした と きめ て さよならを いう よ
kokokaraga Ashita to Kime te sayonarawo Iu yo
夜明け前… 夜明け前…
よあけまえ … よあけまえ …
Yoakemae … Yoakemae …
東側に見える明るさに僕は怯えている 今夜も
ひがしがわ に みえ る あかる さに ぼくは おびえ ている こんや も
Higashigawa ni Mie ru Akaru sani Bokuha Obie teiru Konya mo
不安ばかり積み上げた僕の心の中みたいだろう 隙間のない部屋
ふあん ばかり つみあげ た ぼく の こころ の なか みたいだろう すきま のない へや
Fuan bakari Tsumiage ta Boku no Kokoro no Naka mitaidarou Sukima nonai Heya
夜明け前は すべて放置で
よあけまえ は すべて ほうち で
Yoakemae ha subete Houchi de
夜明け前は 投げ出したくて
よあけまえ は なげだし たくて
Yoakemae ha Nagedashi takute
夜明け前は 尋ねたくなるよ 明日が、あるか
よあけまえ は たずね たくなるよ あした が 、 あるか
Yoakemae ha Tazune takunaruyo Ashita ga 、 aruka
僕は旧い風を吹き込んで 新しい呼吸をしたんだ
ぼくは ふるい かぜ を ふき こん で あたらし い こきゅう をしたんだ
Bokuha Furui Kaze wo Fuki Kon de Atarashi i Kokyuu woshitanda
さみしさの毛布を抜け出し はじまりのゼロさに袖を通す
さみしさの もうふ を ぬけだし はじまりの ぜろ さに そで を とうす
samishisano Moufu wo Nukedashi hajimarino zero sani Sode wo Tousu
羽根のない背中にひびいた 音楽はまだ鳴っているから
はね のない せなか にひびいた おんがく はまだ なって いるから
Hane nonai Senaka nihibiita Ongaku hamada Natte irukara
ここからが明日と決めて さよならを言うよ
ここからが あした と きめ て さよならを いう よ
kokokaraga Ashita to Kime te sayonarawo Iu yo
夜明け前… 夜明け前…
よあけまえ … よあけまえ …
Yoakemae … Yoakemae …
夜明け前は ひとりぼっちで
よあけまえ は ひとりぼっちで
Yoakemae ha hitoribotchide
夜明け前は 逃げ出したくて
よあけまえ は にげだし たくて
Yoakemae ha Nigedashi takute
夜明け前は わからなくなるよ 明日が、どこか
よあけまえ は わからなくなるよ あした が 、 どこか
Yoakemae ha wakaranakunaruyo Ashita ga 、 dokoka
「ここだ」
「 ここだ 」
「 kokoda 」
僕は旧い風を吸い込んで 新しい呼吸をしたんだ
ぼくは ふるい かぜ を すい こん で あたらし い こきゅう をしたんだ
Bokuha Furui Kaze wo Sui Kon de Atarashi i Kokyuu woshitanda
あたたかいさみしさを棄てて つめたたいはじまりを連れていく
あたたかいさみしさを すて て つめたたいはじまりを つれ ていく
atatakaisamishisawo Sute te tsumetataihajimariwo Tsure teiku
何もない手のひら開いて 何もないこともわかったから
なにも ない ての ひら ひらい て なにも ないこともわかったから
Nanimo nai Teno hira Hirai te Nanimo naikotomowakattakara
ここからが明日と決めた ほら、朝が来るよ
ここからが あした と きめ た ほら 、 あさ が くる よ
kokokaraga Ashita to Kime ta hora 、 Asa ga Kuru yo
夜明け前… 夜明け前…
よあけまえ … よあけまえ …
Yoakemae … Yoakemae …