僕が残した 気の抜けた缶ビール
ぼく が のこした きの ぬけ た かんびーる
Boku ga Nokoshita Kino Nuke ta Kanbiru
君はひとくち飲んで笑った 真夜中の二人
くん はひとくち のん で わらった まよなか の ふたり
Kun hahitokuchi Non de Waratta Mayonaka no Futari
かきあげた やわらかな前髪が
かきあげた やわらかな まえがみ が
kakiageta yawarakana Maegami ga
スローモーションでおりてくる 真夜中の二人
すろーもーしょん でおりてくる まよなか の ふたり
suro^mo^shon deoritekuru Mayonaka no Futari
別れた頃より 君は
わかれ た ごろ より くん は
Wakare ta Goro yori Kun ha
また綺麗になった
また きれい になった
mata Kirei ninatta
愛することのほかに何があると
あいす ることのほかに なに があると
Aisu rukotonohokani Nani gaaruto
まわりみちばかりしている
まわりみちばかりしている
mawarimichibakarishiteiru
昔みたいに一緒にいようと
むかし みたいに いっしょに いようと
Mukashi mitaini Isshoni iyouto
言えたらいいのに
いえ たらいいのに
Ie taraiinoni
送っていこうと コートを着ると
おくって いこうと こーと を きる と
Okutte ikouto ko^to wo Kiru to
優しいのねって ちゃかされた 真夜中の二人
やさしい のねって ちゃかされた まよなか の ふたり
Yasashii nonette chakasareta Mayonaka no Futari
霧雨の舗道で
きりさめ の ほどう で
Kirisame no Hodou de
タクシーを待ってた
たくしー を まって た
takushi^ wo Matte ta
愛してるだけで なぜいけなかった
いとし てるだけで なぜいけなかった
Itoshi terudakede nazeikenakatta
つまらない大人になったね
つまらない おとな になったね
tsumaranai Otona ninattane
いなくなる君の肩幅の分だけ
いなくなる くん の かたはば の ふん だけ
inakunaru Kun no Katahaba no Fun dake
もうじき風が吹く
もうじき かぜ が ふく
moujiki Kaze ga Fuku
愛してるだけで なぜいけなかった
いとし てるだけで なぜいけなかった
Itoshi terudakede nazeikenakatta
つまらない大人になったね
つまらない おとな になったね
tsumaranai Otona ninattane
いなくなる君の肩幅の分だけ
いなくなる くん の かたはば の ふん だけ
inakunaru Kun no Katahaba no Fun dake
もうじき風が吹く
もうじき かぜ が ふく
moujiki Kaze ga Fuku