仕事はじめに 間に合うように帰る
しごと はじめに まにあう ように かえる
Shigoto hajimeni Maniau youni Kaeru
朝一番の電車が 雪深い山里を抜ける
あさいちばん の でんしゃ が ゆき ふかい やまざと を ぬけ る
Asaichiban no Densha ga Yuki Fukai Yamazato wo Nuke ru
そういえば幼いころは
そういえば おさない ころは
souieba Osanai koroha
一年に一度だけ
いちねん に いちど だけ
Ichinen ni Ichido dake
娘に戻る母を見てた
むすめ に もどる はは を みて た
Musume ni Modoru Haha wo Mite ta
つかの間のぬくもりを
つかの まの ぬくもりを
tsukano Mano nukumoriwo
少しだけの甘えを 許してね
すこし だけの あまえ を ゆるし てね
Sukoshi dakeno Amae wo Yurushi tene
この時だけは子供に戻りたい
この とき だけは こども に もどり たい
kono Toki dakeha Kodomo ni Modori tai
ふるさとはいつも心の中に
ふるさとはいつも こころ の なかに
furusatohaitsumo Kokoro no Nakani
小さな私は 雪を踏みしめ 心踊らせ
ちいさ な わたし は ゆき を ふみ しめ こころ おどら せ
Chiisa na Watashi ha Yuki wo Fumi shime Kokoro Odora se
おじいちゃんちの林の中を 探検してた
おじいちゃんちの はやし の なか を たんけん してた
ojiichanchino Hayashi no Naka wo Tanken shiteta
母さんも同じように遊んだの?
かあさん も おなじ ように あそんだ の ?
Kaasan mo Onaji youni Asonda no ?
って聞いたけど
って きい たけど
tte Kii takedo
返事はもう忘れたよ
へんじ はもう わすれ たよ
Henji hamou Wasure tayo
手紙も書かなくなって
てがみ も かか なくなって
Tegami mo Kaka nakunatte
電話もしないけど 許してね
でんわ もしないけど ゆるし てね
Denwa moshinaikedo Yurushi tene
どこにいたって本当は子供でいたい
どこにいたって ほんとう は こども でいたい
dokoniitatte Hontou ha Kodomo deitai
ふるさとはいつも心の中に
ふるさとはいつも こころ の なかに
furusatohaitsumo Kokoro no Nakani
あなたの跡を追いかけているのかな
あなたの あと を おい かけているのかな
anatano Ato wo Oi kaketeirunokana
それともずっと逃げ続けているのかな
それともずっと にげ つづけ ているのかな
soretomozutto Nige Tsuzuke teirunokana
私の歩く道のその後に咲く花は
わたし の あるく みち のその のちに さく はな は
Watashi no Aruku Michi nosono Nochini Saku Hana ha
あなたのとは違うけど
あなたのとは ちがう けど
anatanotoha Chigau kedo
いつか花束を贈れたらと思いながら
いつか はなたば を おくれ たらと おもい ながら
itsuka Hanataba wo Okure tarato Omoi nagara
今年もがんばるよ
こんねん もがんばるよ
Konnen moganbaruyo