空に叫ぶ風の音が 審判(はじまり)の時を告げる
そら に さけぶ かぜ の おと が しんぱん ( はじまり ) の とき を つげ る
Sora ni Sakebu Kaze no Oto ga Shinpan ( hajimari ) no Toki wo Tsuge ru
翼に触れる星は冷たく
つばさ に ふれる ほし は つめた く
Tsubasa ni Fureru Hoshi ha Tsumeta ku
噂好きな天使たちはわたしを嘲り笑った
うわさ すき な てんし たちはわたしを あざけり わらった
Uwasa Suki na Tenshi tachihawatashiwo Azakeri Waratta
その時 光纏い神(あなた)は現れ
その とき ひかり まとい かみ ( あなた ) は あらわれ
sono Toki Hikari Matoi Kami ( anata ) ha Araware
「裁きを下す」
「 さばき を くだす 」
「 Sabaki wo Kudasu 」
そう云った神(あなた)は見たことのない哀しい瞳で…
そう いった かみ ( あなた ) は みた ことのない かなしい ひとみ で …
sou Itta Kami ( anata ) ha Mita kotononai Kanashii Hitomi de …
笑って君だけと
わらって くん だけと
Waratte Kun daketo
云ってほしいだけなのに
いって ほしいだけなのに
Itte hoshiidakenanoni
重ねた温もりは闇へと消えた
おもね た あたたも りは やみ へと きえ た
Omone ta Atatamo riha Yami heto Kie ta
叶わぬ想いなら
かなわ ぬ おもい なら
Kanawa nu Omoi nara
なぜわたしを造ったの?
なぜわたしを ぞう ったの ?
nazewatashiwo Zou ttano ?
孤独を知るためだけの
こどく を しる ためだけの
Kodoku wo Shiru tamedakeno
魂などいらないのに
たましい などいらないのに
Tamashii nadoiranainoni
嘆きの雨は囁き
なげき の あめ は ささやき
Nageki no Ame ha Sasayaki
翼を黒く染めてゆく
つばさ を くろく そめ てゆく
Tsubasa wo Kuroku Some teyuku
凍えた薔薇は震えて眠り…
こごえ た ばら は ふるえ て ねむり …
Kogoe ta Bara ha Furue te Nemuri …
神殿に響く歌は追放の合唱(アリア)となった
しんでん に ひびく うた は ついほう の がっしょう ( ありあ ) となった
Shinden ni Hibiku Uta ha Tsuihou no Gasshou ( aria ) tonatta
その時 影を纏い扉は開かれ
その とき かげ を まとい とびら は ひらか れ
sono Toki Kage wo Matoi Tobira ha Hiraka re
奈落の底へ
ならく の そこ へ
Naraku no Soko he
向かい墜ちてゆく
むかい おち てゆく
Mukai Ochi teyuku
追憶はただ寄り添う
ついおく はただ より そう
Tsuioku hatada Yori Sou
わたしに優しく…
わたしに やさし く …
watashini Yasashi ku …
あなたを愛してると
あなたを いとし てると
anatawo Itoshi teruto
そう伝えたいだけなのに
そう つたえ たいだけなのに
sou Tsutae taidakenanoni
こぼれた運命は 朝露に消えた
こぼれた うんめい は あさ つゆ に きえ た
koboreta Unmei ha Asa Tsuyu ni Kie ta
届かぬ定めなら
とどか ぬ さだめ なら
Todoka nu Sadame nara
なぜ二人は出逢えたの?
なぜ ふたり は であえ たの ?
naze Futari ha Deae tano ?
いっそこのまま
いっそこのまま
issokonomama
暗闇だけを愛する悪魔になりたい
くらやみ だけを あいす る あくま になりたい
Kurayami dakewo Aisu ru Akuma ninaritai
「光ヲ求メテ羽バタク幻
「 ひかり を きゅう めて はね ばたく まぼろし
「 Hikari wo Kyuu mete Hane bataku Maboroshi
遠ザカル楽園
えん ざかる らくえん
En zakaru Rakuen
一人デ彷徨ウ
ひとり で ほうこう う
Hitori de Houkou u
君ヲ救エヨ…」
くん を きゅう えよ …」
Kun wo Kyuu eyo …」
歩いた雲路の果て
あるい た くも みち の はて
Arui ta Kumo Michi no Hate
くちづけた朝の虹(ひかり)
くちづけた あさ の にじ ( ひかり )
kuchizuketa Asa no Niji ( hikari )
もうすぐ夢は終わる
もうすぐ ゆめ は おわ る
mousugu Yume ha Owa ru
さよならを告げずに
さよならを つげ ずに
sayonarawo Tsuge zuni
始まる嵐の中で
はじま る あらし の なか で
Hajima ru Arashi no Naka de
二度と振り返らぬように
にど と ふりかえら ぬように
Nido to Furikaera nuyouni
さあ世界よ
さあ せかい よ
saa Sekai yo
包み込んで
つつみ こん で
Tsutsumi Kon de
わたしが天使じゃなくなる日を
わたしが てんし じゃなくなる にち を
watashiga Tenshi janakunaru Nichi wo
永遠に
えいえん に
Eien ni