虚ろに広がる
うつろ に ひろが る
Utsuro ni Hiroga ru
無風の草原
むふう の そうげん
Mufuu no Sougen
空っぽの心が
からっぽ の こころ が
Karappo no Kokoro ga
光に喚ばれる
ひかり に よば れる
Hikari ni Yoba reru
眠り続ける意識の中に
ねむり つづけ る いしき の なかに
Nemuri Tsuzuke ru Ishiki no Nakani
乱れた感情受信(サイン)流れ始める
みだれ た かんじょう じゅしん ( さいん ) ながれ はじめ る
Midare ta Kanjou Jushin ( sain ) Nagare Hajime ru
痛みを知る感覚など
いたみ を しる かんかく など
Itami wo Shiru Kankaku nado
要らないはずなのに
いら ないはずなのに
Ira naihazunanoni
囚われた儚き夢の果実
とらわ れた ぼう き ゆめ の かじつ
Torawa reta Bou ki Yume no Kajitsu
闇の中目覚める
やみ の なか めざめ る
Yami no Naka Mezame ru
脈を打つ愛しみに気づいたの
みゃく を うつ いとし みに きづ いたの
Myaku wo Utsu Itoshi mini Kizu itano
アナタト生キタイ
あなたと なま きたい
anatato Nama kitai
静かに滅びる
しずか に ほろび る
Shizuka ni Horobi ru
無痛の楽園
むつう の らくえん
Mutsuu no Rakuen
あなたの温度で
あなたの おんど で
anatano Ondo de
わたしを縛って
わたしを しばって
watashiwo Shibatte
泳ぎ疲れた記憶の海で
およぎ つかれ た きおく の うみ で
Oyogi Tsukare ta Kioku no Umi de
不安の流線(フォルム)踊り始める
ふあん の りゅうせん ( ふぉるむ ) おどり はじめ る
Fuan no Ryuusen ( forumu ) Odori Hajime ru
生きていること ここにいることありのまま 感じさせて
いき ていること ここにいることありのまま かんじ させて
Iki teirukoto kokoniirukotoarinomama Kanji sasete
瞬いた歪な虹の欠片
しゅん いた ひずな にじ の けつ へん
Shun ita Hizuna Niji no Ketsu Hen
伽藍(せかい)を染めてゆく
がらん ( せかい ) を そめ てゆく
Garan ( sekai ) wo Some teyuku
胸の中 運命(さだめ)が駆け抜けたの
むね の なか うんめい ( さだめ ) が かけ ぬけ たの
Mune no Naka Unmei ( sadame ) ga Kake Nuke tano
ズット離サナイデ…
ずっと り さないで …
zutto Ri sanaide …
こぼれ落ちる涙溢れるのは何故?
こぼれ おちる なみだ あふれ るのは なぜ ?
kobore Ochiru Namida Afure runoha Naze ?
見つめ合うたび生まれる
みつ め あう たび うまれ る
Mitsu me Au tabi Umare ru
二人きりの宇宙へ飛ばされる
ふたり きりの うちゅう へ とば される
Futari kirino Uchuu he Toba sareru
閉ざされた洞扉(トビラ)を壊して今
とざ された ほら とびら ( とびら ) を こわし て いま
Toza sareta Hora Tobira ( tobira ) wo Kowashi te Ima
この先の未来へ
この さきの みらい へ
kono Sakino Mirai he
柔らかな傷口が光り出す
やわら かな きずぐち が ひかり だす
Yawara kana Kizuguchi ga Hikari Dasu
もう立ち止まらない
もう たち とま らない
mou Tachi Toma ranai
羽ばたいた涯てなき夢の果実
はね ばたいた がい てなき ゆめ の かじつ
Hane bataita Gai tenaki Yume no Kajitsu
闇の中広がる
やみ の なか ひろが る
Yami no Naka Hiroga ru
脈を打つ愛しみに気づいたの
みゃく を うつ いとし みに きづ いたの
Myaku wo Utsu Itoshi mini Kizu itano
わたしは、生きてる。
わたしは 、 いき てる 。
watashiha 、 Iki teru 。