華奢な拳で
きゃしゃ な こぶし で
Kyasha na Kobushi de
嬲りいたぶり
なぶり いたぶり
Naburi itaburi
柔な付け根は
じゅう な つけね は
Juu na Tsukene ha
至れり尽せり
いたれ り つくせ り
Itare ri Tsukuse ri
牙を剥いたら
きば を むい たら
Kiba wo Mui tara
カラカラでも速攻
からから でも そっこう
karakara demo Sokkou
馬鹿な魚は
ばか な さかな は
Baka na Sakana ha
糸に釣られて
いと に つら れて
Ito ni Tsura rete
巡り廻り転がり行く
めぐり まわり ころが り いく
Meguri Mawari Koroga ri Iku
どうせくり返していく
どうせくり かえし ていく
dousekuri Kaeshi teiku
巡り廻り転がり行く
めぐり まわり ころが り いく
Meguri Mawari Koroga ri Iku
どうせくり返して
どうせくり かえし て
dousekuri Kaeshi te
己を断つことも
おのれ を たつ ことも
Onore wo Tatsu kotomo
できないんだから
できないんだから
dekinaindakara
勃たせることも
ぼつ たせることも
Botsu taserukotomo
できないまま
できないまま
dekinaimama
断つこともできないんだから
たつ こともできないんだから
Tatsu kotomodekinaindakara
勃たせるなんて至難の技
ぼつ たせるなんて しなん の わざ
Botsu taserunante Shinan no Waza
荒野に放つ
こうや に ほうっつ
Kouya ni Houttsu
血煙りブルーバード
ち けぶり ぶるーばーど
Chi Keburi buru^ba^do
待ちきれない
まち きれない
Machi kirenai
なま木が燻る
なま き が いぶる
nama Ki ga Iburu
小指で疼く
こゆび で うずく
Koyubi de Uzuku
赤い悪い糸
あかい わるい いと
Akai Warui Ito
馬鹿な私は
ばか な わたし は
Baka na Watashi ha
それに因んで
それに ちなん で
soreni Chinan de
委ね悶え突かれて飛ぶ
ゆだね もだえ つか れて とぶ
Yudane Modae Tsuka rete Tobu
見愡れている間に
けん そう れている まに
Ken Sou reteiru Mani
委ね悶え突かれて飛ぶ
ゆだね もだえ つか れて とぶ
Yudane Modae Tsuka rete Tobu
見愡れている愛だ
けん そう れている めだ
Ken Sou reteiru Meda
誓いは破るために
ちかい は やぶる ために
Chikai ha Yaburu tameni
在るとして
ある として
Aru toshite
立てることも
たて ることも
Tate rukotomo
できないまま
できないまま
dekinaimama
破るためにあるとして
やぶる ためにあるとして
Yaburu tameniarutoshite
立てることも叶わぬ空
たて ることも かなわ ぬ そら
Tate rukotomo Kanawa nu Sora