Lyric

その頬は

刺すように

わたしを撫でるけど

胸の谷を

通り過ぎてしまう

離れてしまえば

ここにあるのは

わずかな雨水

ひとつだけ

確かに感じたい

今だけでいいから

重ねて

偽りも 目を開けて

信じましょう

青空が似合う

あなたにも

雨は降る

この指は

噛むように

あなたを舐めるから

汚れた手を

きれいに洗うの

もげてしまうまで

重くあるのは

つめたい足枷

零れてく

こうして溢れてく

飽きもせず

わたしを照らす

聞こえない

それでも叫びたい

届かない

遥か 日溜りに

手を伸ばす

わたしはまた

雲を呼んでしまう

あなたの靴は

汚れてしまう

愛しい人よ

わたしに光を 望まないで

ひとつだけ

確かに感じたい

今だけでいいから

重ねて

偽りも 目を開けて

信じましょう

青空が似合う

あなたにも

雨は降る

零れてく

こうして溢れてく

飽きもせず

わたしを照らす

聞こえない

それでも叫びたい

届かない

遥か 日溜りに

手を伸ばす

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