「願いごとだったら、まだ声にはしないようにね。
「 ねがい ごとだったら 、 まだ こえ にはしないようにね 。
「 Negai gotodattara 、 mada Koe nihashinaiyounine 。
逃げられちゃうから」
にげ られちゃうから 」
Nige rarechaukara 」
同じようにぼくは今 言葉よりもっと確かな鼻歌を持ってる
おなじ ようにぼくは いま ことば よりもっと たしか な はなうた を もって る
Onaji younibokuha Ima Kotoba yorimotto Tashika na Hanauta wo Motte ru
シュナイダーのレンズで 小さくなっていた景色を見ていたよ
しゅないだー の れんず で ちいさ くなっていた けしき を みて いたよ
shunaida^ no renzu de Chiisa kunatteita Keshiki wo Mite itayo
その奥で
その おく で
sono Oku de
輝いた日々 触れたくて手を伸ばそうとしても
かがやい た ひび ふれた くて て を のば そうとしても
Kagayai ta Hibi Fureta kute Te wo Noba soutoshitemo
不確かな気持ちになる
ふたしか な きもち になる
Futashika na Kimochi ninaru
きみが遠くで何を思っても その半分さえぼくには届かない
きみが とおく で なにを おもって も その はんぶん さえぼくには とどか ない
kimiga Tooku de Naniwo Omotte mo sono Hanbun saebokuniha Todoka nai
足下にうずくまってる思いは 風にまぎれて 鈍く光ってる
あしもと にうずくまってる おもい は かぜ にまぎれて にぶく ひかって る
Ashimoto niuzukumatteru Omoi ha Kaze nimagirete Nibuku Hikatte ru
月に照らされた舗道 静かな声
がつ に てら された ほどう しずか な こえ
Gatsu ni Tera sareta Hodou Shizuka na Koe
「ぼくには、なにができるの?」
「 ぼくには 、 なにができるの ? 」
「 bokuniha 、 nanigadekiruno ? 」
深い悲しみは今 鐘のように遠く鳴ってる
ふかい かなしみ は いま かね のように とおく なって る
Fukai Kanashimi ha Ima Kane noyouni Tooku Natte ru
海を越えてくれ
うみ を こえ てくれ
Umi wo Koe tekure
広くなった視野で ぼくは歩いていく
ひろく なった しや で ぼくは あるい ていく
Hiroku natta Shiya de bokuha Arui teiku
できるだけ強く繰り返す
できるだけ つよく くりかえす
dekirudake Tsuyoku Kurikaesu
いつだってほら ぼくら遠くで呼び合っているよ
いつだってほら ぼくら とおく で よび あって いるよ
itsudattehora bokura Tooku de Yobi Atte iruyo
不確かな声のままで
ふたしか な こえ のままで
Futashika na Koe nomamade
風とジョークが連れ去った日々
かぜ と じょーく が つれ さった ひび
Kaze to jo^ku ga Tsure Satta Hibi
間違っていても そんなこと問題じゃないんだ
まちがって いても そんなこと もんだい じゃないんだ
Machigatte itemo sonnakoto Mondai janainda
明日のことを ただ願ってる思いは走り始めた
あした のことを ただ ねがって る おもい は はしり はじめ た
Ashita nokotowo tada Negatte ru Omoi ha Hashiri Hajime ta
怖れもしないで
おそれ もしないで
Osore moshinaide
目を閉じて 言葉探して 歌を歌っていても まだ足りない
め を とじ て ことば さがし て うたを うたって いても まだ たり ない
Me wo Toji te Kotoba Sagashi te Utawo Utatte itemo mada Tari nai
思い立って想像をかき消したら 夢物語なんてありやしない
おもい たって そうぞう をかき けし たら ゆめものがたり なんてありやしない
Omoi Tatte Souzou wokaki Keshi tara Yumemonogatari nanteariyashinai
それでもまだ ぼくたちは信じあうんだろう
それでもまだ ぼくたちは しんじ あうんだろう
soredemomada bokutachiha Shinji aundarou
ねえ どうして
ねえ どうして
nee doushite
伝えたいことが伝わったとして
つたえ たいことが つたわ ったとして
Tsutae taikotoga Tsutawa ttatoshite
もっともっと近くに行けたら素晴らしい
もっともっと ちかく に いけ たら すばら しい
mottomotto Chikaku ni Ike tara Subara shii
だけどぼくらは知らない
だけどぼくらは しら ない
dakedobokuraha Shira nai
本当のことを
ほんとう のことを
Hontou nokotowo
たとえば今日から きみが遠くへ旅立つとしても
たとえば きょう から きみが とおく へ たびだつ としても
tatoeba Kyou kara kimiga Tooku he Tabidatsu toshitemo
ぼくならこう言うだろう
ぼくならこう いう だろう
bokunarakou Iu darou
いつだってほら ぼくら遠くで呼び合っているよ
いつだってほら ぼくら とおく で よび あって いるよ
itsudattehora bokura Tooku de Yobi Atte iruyo
不確かな声のままで
ふたしか な こえ のままで
Futashika na Koe nomamade
いつかぼくらは どこか遠くで巡り会うだろう
いつかぼくらは どこか とおく で めぐり あう だろう
itsukabokuraha dokoka Tooku de Meguri Au darou
出会いが本当の奇跡なら
であい が ほんとう の きせき なら
Deai ga Hontou no Kiseki nara
本当の奇跡なら
ほんとう の きせき なら
Hontou no Kiseki nara