昼間よりは少し 静かな街道で バスを待って座る
ひるま よりは すこし しずか な かいどう で ばす を まって すわる
Hiruma yoriha Sukoshi Shizuka na Kaidou de basu wo Matte Suwaru
安っぽい綿毛に守られた世界を 排気ガスにさらす
やすっぽい めんもう に まもら れた せかい を はいきがす にさらす
Yasuppoi Menmou ni Mamora reta Sekai wo Haikigasu nisarasu
青春の響きに生かされた僕らを 自販機が照らす
せいしゅん の ひびき に いか された ぼくら を じはんき が てら す
Seishun no Hibiki ni Ika sareta Bokura wo Jihanki ga Tera su
「昔話はもうやめよう」って目をそらす頼りない背中
「 むかしばなし はもうやめよう 」 って め をそらす たより ない せなか
「 Mukashibanashi hamouyameyou 」 tte Me wosorasu Tayori nai Senaka
作りかけのアスファルトで 忘れそうさ草の匂い
つくり かけの あすふぁると で わすれ そうさ くさ の におい
Tsukuri kakeno asufaruto de Wasure sousa Kusa no Nioi
逃げ腰の僕らを試すような雨が降った
にげ こし の ぼくら を ためす ような あめ が ふった
Nige Koshi no Bokura wo Tamesu youna Ame ga Futta
本当の気持ちは胸の奥でうずくまったまま
ほんとう の きもち は むね の おく でうずくまったまま
Hontou no Kimochi ha Mune no Oku deuzukumattamama
路線図をたどって 終点を探せば そこだけにじんでる
ろせんず をたどって しゅうてん を さがせ ば そこだけにじんでる
Rosenzu wotadotte Shuuten wo Sagase ba sokodakenijinderu
ヘッドライトが近づく昨日までのユウウツをほどく様な瞬間
へっどらいと が ちかづ く きのう までの ゆううつ をほどく ような しゅんかん
heddoraito ga Chikazu ku Kinou madeno yuuutsu wohodoku Youna Shunkan
そっけなく問いかける「乗りますか?」「乗りませんか?」
そっけなく とい かける 「 のり ますか ? 」「 のり ませんか ? 」
sokkenaku Toi kakeru 「 Nori masuka ? 」「 Nori masenka ? 」
最終バスに揺られ ヘッドフォンの懐かしい歌
さいしゅう ばす に ゆら れ へっどふぉん の なつかし い うた
Saishuu basu ni Yura re heddofon no Natsukashi i Uta
最終バスはうなる「涙 経由 銀河行き」
さいしゅう ばす はうなる 「 なみだ けいゆ ぎんが いき 」
Saishuu basu haunaru 「 Namida Keiyu Ginga Iki 」
最終バスに乗せた あの日のかすれた声と
さいしゅう ばす に のせ た あの にち のかすれた こえ と
Saishuu basu ni Nose ta ano Nichi nokasureta Koe to
ふくらんだ未来を 映し出したヘッドライト
ふくらんだ みらい を うつし だし た へっどらいと
fukuranda Mirai wo Utsushi Dashi ta heddoraito
何処へだって行けるし 何処へだって帰れるさ
どこ へだって いけ るし どこ へだって かえれ るさ
Doko hedatte Ike rushi Doko hedatte Kaere rusa
最終バスはうなる 「涙 経由 銀河行き」
さいしゅう ばす はうなる 「 なみだ けいゆ ぎんが いき 」
Saishuu basu haunaru 「 Namida Keiyu Ginga Iki 」