作りかけの街で 彼は猫みたい
つくり かけの まち で かれは ねこ みたい
Tsukuri kakeno Machi de Kareha Neko mitai
行く場所もなくて 明日を嘆いてる
いく ばしょ もなくて あした を なげい てる
Iku Basho monakute Ashita wo Nagei teru
腹ペコの心が探していたのは
はら ぺこ の こころ が さがし ていたのは
Hara peko no Kokoro ga Sagashi teitanoha
あったかいスープやマフラーじゃないよ
あったかい すーぷ や まふらー じゃないよ
attakai su^pu ya mafura^ janaiyo
作りかけの街に 僕は立っている
つくり かけの まち に ぼくは たって いる
Tsukuri kakeno Machi ni Bokuha Tatte iru
あったかいコートとピカピカの靴で
あったかい こーと と ぴかぴか の くつ で
attakai ko^to to pikapika no Kutsu de
色とりどりネオン 浮き足立つ町
しょく とりどり ねおん うき あだち つ まち
Shoku toridori neon Uki Adachi tsu Machi
○か×の世界 彼はそれ以外
○ か × の せかい かれは それ いがい
○ ka × no Sekai Kareha sore Igai
道の端で揺れている あの奇麗な花は
みち の はじ で ゆれ ている あの きれい な はな は
Michi no Haji de Yure teiru ano Kirei na Hana ha
いつか彼が 植えた希望
いつか かれ が うえ た きぼう
itsuka Kare ga Ue ta Kibou
こんな美しい世界で 僕らは生きていて
こんな うつくし い せかい で ぼくら は いき ていて
konna Utsukushi i Sekai de Bokura ha Iki teite
すれ違った声を 忘れたふりして
すれ ちがった こえ を わすれ たふりして
sure Chigatta Koe wo Wasure tafurishite
そして道に咲いた花を 僕らは踏みつけて
そして みち に さい た はな を ぼくら は ふみ つけて
soshite Michi ni Sai ta Hana wo Bokura ha Fumi tsukete
みんな同じはずの 明日を夢見ている
みんな おなじ はずの あした を ゆめみ ている
minna Onaji hazuno Ashita wo Yumemi teiru
夜がふけて街は 静かになって
よる がふけて まち は しずか になって
Yoru gafukete Machi ha Shizuka ninatte
彼が歌うのは 故郷の歌
かれ が うたう のは こきょう の うた
Kare ga Utau noha Kokyou no Uta
生まれ変われるなら こっそり想う
うまれ かわ れるなら こっそり おもう
Umare Kawa rerunara kossori Omou
○か×の世界 それではない世界
○ か × の せかい それではない せかい
○ ka × no Sekai soredehanai Sekai
胸は痛まないだろう? この世界では
むね は いたま ないだろう ? この せかい では
Mune ha Itama naidarou ? kono Sekai deha
多分きっとそれは よくあること
たぶん きっとそれは よくあること
Tabun kittosoreha yokuarukoto
だって生きてくってことは 誰かを踏みつけて
だって いき てくってことは だれか を ふみ つけて
datte Iki tekuttekotoha Dareka wo Fumi tsukete
振り返ることなく 歩くことで
ふりかえる ことなく あるく ことで
Furikaeru kotonaku Aruku kotode
そして道に咲いた花も 僕らは踏みつけて
そして みち に さい た はな も ぼくら は ふみ つけて
soshite Michi ni Sai ta Hana mo Bokura ha Fumi tsukete
忍び足でそっと 心に巣食った闇
しのび あし でそっと こころ に す くっった やみ
Shinobi Ashi desotto Kokoro ni Su Kutsutta Yami
道の端で揺れている あの奇麗な花が揺れている
みち の はじ で ゆれ ている あの きれい な はな が ゆれ ている
Michi no Haji de Yure teiru ano Kirei na Hana ga Yure teiru
明日どこへ行こうかな? ねぇ、例えば
あした どこへ いこ うかな ? ねぇ 、 たとえば
Ashita dokohe Iko ukana ? nee 、 Tatoeba
こんな僕を 君はどう思ってる?
こんな ぼく を くん はどう おもって る ?
konna Boku wo Kun hadou Omotte ru ?
ずっと美しい世界で 何かを踏みつけて
ずっと うつくし い せかい で なにか を ふみ つけて
zutto Utsukushi i Sekai de Nanika wo Fumi tsukete
涙流すことも 忘れた振りして
なみだ ながす ことも わすれ た ふり して
Namida Nagasu kotomo Wasure ta Furi shite
そして道に咲いた花を そっと避けたら
そして みち に さい た はな を そっと さけ たら
soshite Michi ni Sai ta Hana wo sotto Sake tara
透き通った心 もう一度探せるかな?
すき かよった こころ もう いちど さがせ るかな ?
Suki Kayotta Kokoro mou Ichido Sagase rukana ?