俺は路上で
おれ は ろじょう で
Ore ha Rojou de
でなけりゃ異郷で
でなけりゃ いきょう で
denakerya Ikyou de
で最後は人知れずくたばるってはずだった
で さいご は ひとしれず くたばるってはずだった
de Saigo ha Hitoshirezu kutabaruttehazudatta
誰が望んで
だれが のぞん で
Darega Nozon de
時代を運んで
じだい を はこん で
Jidai wo Hakon de
気が付きゃ夜の隙間に嵌って出られないぞ
きが つき ゃ よる の すきま に はまって でら れないぞ
Kiga Tsuki ya Yoru no Sukima ni Hamatte Dera renaizo
車線の上時計を放り投げて
しゃせん の うえ とけい を ほうり なげ て
Shasen no Ue Tokei wo Houri Nage te
どこへでも
どこへでも
dokohedemo
行かないか
いか ないか
Ika naika
忘れるよりも抱えたまま
わすれ るよりも だえ たまま
Wasure ruyorimo Dae tamama
楽じゃないが
らく じゃないが
Raku janaiga
失った夢の続きがあるのだろう
うった ゆめ の つづき があるのだろう
Utta Yume no Tsuzuki gaarunodarou
ろくでなしの旅を
ろくでなしの たび を
rokudenashino Tabi wo
俺は都会で少しは学んで
おれ は とかい で すこし は まなん で
Ore ha Tokai de Sukoshi ha Manan de
孤独とガレージとこの車を見つけ出した
こどく と がれーじ とこの くるま を みつ け だし た
Kodoku to gare^ji tokono Kuruma wo Mitsu ke Dashi ta
サイドミラーに飛ばされてゆく
さいどみらー に とば されてゆく
saidomira^ ni Toba sareteyuku
“ザ・ガール”はもう
“ ざ ・ がーる ” はもう
“ za ・ ga^ru ” hamou
出直そう
でなおそ う
Denaoso u
かつてのようにはうまくゆくとも限らないが
かつてのようにはうまくゆくとも かぎら ないが
katsutenoyounihaumakuyukutomo Kagira naiga
目指した場所はどこにもないことも
めざし た ばしょ はどこにもないことも
Mezashi ta Basho hadokonimonaikotomo
知ってはいたけれど
しって はいたけれど
Shitte haitakeredo
行かないか
いか ないか
Ika naika
かつてのようには若くないのがおっかないが
かつてのようには わかく ないのがおっかないが
katsutenoyouniha Wakaku nainogaokkanaiga
失った夢の続きを見るのだろう
うった ゆめ の つづき を みる のだろう
Utta Yume no Tsuzuki wo Miru nodarou
ろくでなしの夢を
ろくでなしの ゆめ を
rokudenashino Yume wo