「話す事もない」
「 はなす こと もない 」
「 Hanasu Koto monai 」
「なにもかも全部忘れたい」
「 なにもかも ぜんぶ わすれ たい 」
「 nanimokamo Zenbu Wasure tai 」
「私 馬鹿みたい」
「 わたし ばか みたい 」
「 Watashi Baka mitai 」
「あんた ほんと ダイキライ」
「 あんた ほんと だいきらい 」
「 anta honto daikirai 」
地下へと続く階段の途中で
ちか へと つづく かいだん の とちゅう で
Chika heto Tsuzuku Kaidan no Tochuu de
二人は永遠を知る
ふたり は えいえん を しる
Futari ha Eien wo Shiru
熱く絡まる指先は
あつく からま る ゆびさき は
Atsuku Karama ru Yubisaki ha
私の全てを停止させる
わたし の すべて を ていし させる
Watashi no Subete wo Teishi saseru
甘い息が言う
あまい いき が いう
Amai Iki ga Iu
「どこか連れてって」
「 どこか つれ てって 」
「 dokoka Tsure tette 」
当たり前の言葉でも
あたりまえ の ことば でも
Atarimae no Kotoba demo
私はどうなったっていいの
わたし はどうなったっていいの
Watashi hadounattatteiino
心なんてどこにもない
こころ なんてどこにもない
Kokoro nantedokonimonai
「顔も見たくない」
「 かお も みた くない 」
「 Kao mo Mita kunai 」
「記憶から消し去りたい」
「 きおく から けし さり たい 」
「 Kioku kara Keshi Sari tai 」
「間違いをしたみたい」
「 まちがい をしたみたい 」
「 Machigai woshitamitai 」
「あんた ほんと ダイキライ」
「 あんた ほんと だいきらい 」
「 anta honto daikirai 」
車の中でそっと手を伸ばし
くるま の なか でそっと て を のばし
Kuruma no Naka desotto Te wo Nobashi
二人は永遠を知る
ふたり は えいえん を しる
Futari ha Eien wo Shiru
やがてもつれあう体は
やがてもつれあう からだ は
yagatemotsureau Karada ha
暗闇の中で裏切りあう
くらやみ の なか で うらぎり あう
Kurayami no Naka de Uragiri au
見つめ合えば距離を測っている
みつ め あえ ば きょり を はかって いる
Mitsu me Ae ba Kyori wo Hakatte iru
「たどりつけない場所まで」
「 たどりつけない ばしょ まで 」
「 tadoritsukenai Basho made 」
私はどうなったっていいの?
わたし はどうなったっていいの ?
Watashi hadounattatteiino ?
心なんてどこにもない
こころ なんてどこにもない
Kokoro nantedokonimonai
「今はもう何も関係ない」
「 いま はもう なにも かんけい ない 」
「 Ima hamou Nanimo Kankei nai 」
2人は口々に言う
2 にん は くちぐち に いう
2 Nin ha Kuchiguchi ni Iu
それを聞かされる人の身にもなってほしいのだけれど
それを きか される にん の みに もなってほしいのだけれど
sorewo Kika sareru Nin no Mini monattehoshiinodakeredo
「幸せならいい不幸せなら私のところへ来たら」
「 しあわせ ならいい ふしあわせ なら わたし のところへ きた ら 」
「 Shiawase naraii Fushiawase nara Watashi notokorohe Kita ra 」
なんて言った私が馬鹿だったのよ
なんて いっった わたし が ばか だったのよ
nante Itsutta Watashi ga Baka dattanoyo
お願い 一人にして
お ねがい ひとり にして
o Negai Hitori nishite