吾木香の小さな頭が揺れて
われ き かおり の ちいさ な あたま が ゆれ て
Ware Ki Kaori no Chiisa na Atama ga Yure te
もうサヨナラだよって言ってる
もう さよなら だよって いっって る
mou sayonara dayotte Itsutte ru
ソーダの瓶が横たわる歩道
そーだ の かめ が よこ たわる ほどう
so^da no Kame ga Yoko tawaru Hodou
懐かしい手紙を昨日見つけたよ
なつかし い てがみ を きのう みつ けたよ
Natsukashi i Tegami wo Kinou Mitsu ketayo
下っ手くそな文字くすんでた
くだっ 手 くそな もじ くすんでた
Kudatsu kusona Moji kusundeta
夏はいつも駆け足
なつ はいつも かけあし
Natsu haitsumo Kakeashi
どうしようもなく痛い
どうしようもなく いたい
doushiyoumonaku Itai
筋雲が千切れたら君に会えるかな?
すじ くも が ちぎれ たら くん に あえ るかな ?
Suji Kumo ga Chigire tara Kun ni Ae rukana ?
少しずれた時計の針を戻したいと初めて思った
すこし ずれた とけい の はり を もどし たいと はじめて おもった
Sukoshi zureta Tokei no Hari wo Modoshi taito Hajimete Omotta
"もう泣かないで"君が願うから
" もう なか ないで " くん が ねがう から
" mou Naka naide " Kun ga Negau kara
平気なふりをしているんだよ…
へいき なふりをしているんだよ …
Heiki nafuriwoshiteirundayo …
人に言えないような不実を選んだ
にん に いえ ないような ふじつ を えらん だ
Nin ni Ie naiyouna Fujitsu wo Eran da
どうしてあの日は笑えてた?
どうしてあの にち は わらえ てた ?
doushiteano Nichi ha Warae teta ?
ソーダの瓶は土にまみれた
そーだ の かめ は つち にまみれた
so^da no Kame ha Tsuchi nimamireta
恥ずかしい気持ちが夕空を埋める
はずかし い きもち が ゆう そら を うめ る
Hazukashi i Kimochi ga Yuu Sora wo Ume ru
今度は間違わず愛せるかな?
こんど は まちがわ ず あいせ るかな ?
Kondo ha Machigawa zu Aise rukana ?
いつか弾いたコードが落ちかけた葉を揺らす
いつか ひい た こーど が おち かけた は を ゆら す
itsuka Hii ta ko^do ga Ochi kaketa Ha wo Yura su
連絡が途切れたら君は焦るかな?
れんらく が とぎれる たら くん は あせる かな ?
Renraku ga Togireru tara Kun ha Aseru kana ?
試す余裕はカケラほどもないくせに家を飛び出した
ためす よゆう は かけら ほどもないくせに いえ を とびだし た
Tamesu Yoyuu ha kakera hodomonaikuseni Ie wo Tobidashi ta
"恋しています"伝えられなくって
" こいし ています " つたえ られなくって
" Koishi teimasu " Tsutae rarenakutte
楓の道ひとりきり
もみじ の みち ひとりきり
Momiji no Michi hitorikiri
悔しくって 切なくって 八つ当たって 恋しくって
くやし くって せつな くって やっつ あた って こいし くって
Kuyashi kutte Setsuna kutte Yattsu Ata tte Koishi kutte
夕暮れがゆるせなくて………
ゆうぐれ がゆるせなくて ………
Yuugure gayurusenakute ………
筋雲が千切れたら君に会えるかな?
すじ くも が ちぎれ たら くん に あえ るかな ?
Suji Kumo ga Chigire tara Kun ni Ae rukana ?
あの日触れた優しい瞳(め)は迷う背を押しだしてくれた
あの にち ふれた やさしい ひとみ ( め ) は まよう せ を おし だしてくれた
ano Nichi Fureta Yasashii Hitomi ( me ) ha Mayou Se wo Oshi dashitekureta
"頑張らないで"君が笑うから
" がんばら ないで " くん が わらう から
" Ganbara naide " Kun ga Warau kara
飲み込んだはずの涙こぼれ
のみ こん だはずの なみだ こぼれ
Nomi Kon dahazuno Namida kobore
季節の巡る音が哀しいよ
きせつ の めぐる おと が かなしい よ
Kisetsu no Meguru Oto ga Kanashii yo
少しずれた時計の針を戻したいと初めて思った
すこし ずれた とけい の はり を もどし たいと はじめて おもった
Sukoshi zureta Tokei no Hari wo Modoshi taito Hajimete Omotta
"もう泣かないで…"君が願うから
" もう なか ないで … " くん が ねがう から
" mou Naka naide … " Kun ga Negau kara
平気なふりをしているだけ…
へいき なふりをしているだけ …
Heiki nafuriwoshiteirudake …