Lyric

漂う夕暮れ、色褪せた写真の中の君

昼は太陽、夜明けはあさもやの匂い、

欲しいものは全部あるのに、君は笑わない?

そういえば赤ワインの空瓶散らかった西陽の射す小部屋に、

近頃懐かしさを思い巡らせていますね

マーティンアコギで淋しさかき鳴らし歌っていた頃ね

ベンジャミン・バグジーになんてなれないのに

君は不良気取りでバージニアを求めてる

常に許されない色恋だから冷めざめ笑った

いつだって許さない不条理が許せる近頃 君にこう問うて見るよ

「変わらないものはどれ?」

カーテンレールの隙間から見える彼女の顔が君を複雑にしてた

窓を開ければ同じ空 同じ青

漂う夕暮れ、色褪せた写真の中の君

昼は太陽、夜明けはあさもやの匂い、

欲しいものは全部あるのに、君は笑わない?

走馬灯のように巡る今日達と供に街頭の灯がぼんやりと消え、

無意識に探してた東の方角を

かき消された日々、薄れ行く過去の記憶達が真っ白な君を

知っているのにここに来るまでに

余計なもので染め上がって 染め上がっていたよ

欲しいものは全部あるのに、君は笑わない?

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