沈み行く太陽は突き放すように言う 「握り返す力がまだあるのか?」
しずみ いく たいよう は つき はなす ように いう 「 にぎり かえす ちから がまだあるのか ? 」
Shizumi Iku Taiyou ha Tsuki Hanasu youni Iu 「 Nigiri Kaesu Chikara gamadaarunoka ? 」
そのむやみに振りかざす荒れた光に僕らは刃向かいながら岐路に立つ
そのむやみに ふり かざす あれ た ひかり に ぼくら は は むかい ながら きろ に たつ
sonomuyamini Furi kazasu Are ta Hikari ni Bokura ha Ha Mukai nagara Kiro ni Tatsu
怯えか……武者震いか分からずも歯を食いしばっていた
おびえ か …… むしゃ ふるい か わか らずも はを くい しばっていた
Obie ka …… Musha Furui ka Waka razumo Hawo Kui shibatteita
ただ、悔やみや哀れみが残されるくらいの一歩なら踏み場所は同じ
ただ 、 くや みや あわれ みが のこさ れるくらいの いっぽ なら ふみ ばしょ は おなじ
tada 、 Kuya miya Aware miga Nokosa rerukuraino Ippo nara Fumi Basho ha Onaji
行く先の空に暗雲が立ちこめたとしても祈りに似た叫びで声枯れても
ゆくさき の そら に あんうん が たち こめたとしても いのり に にた さけび で こえ かれ ても
Yukusaki no Sora ni An\'un ga Tachi kometatoshitemo Inori ni Nita Sakebi de Koe Kare temo
壊れずこらえた痛みをその目に……ありきたりの姿を僕ら見つけよう
こわれ ずこらえた いたみ をその めに …… ありきたりの すがた を ぼくら みつ けよう
Koware zukoraeta Itami wosono Meni …… arikitarino Sugata wo Bokura Mitsu keyou
流れ去る季節の香りも消えて日々の色も奪われる様に褪せる
ながれ さる きせつ の かおり も きえ て ひび の しょく も うばわ れる ように あせ る
Nagare Saru Kisetsu no Kaori mo Kie te Hibi no Shoku mo Ubawa reru Youni Ase ru
そして古びた旗が風に揺られて 気づかないように見える僕らをあざ笑う
そして ふるび た はた が かぜ に ゆら れて きづ かないように みえ る ぼくら をあざ わらう
soshite Furubi ta Hata ga Kaze ni Yura rete Kizu kanaiyouni Mie ru Bokura woaza Warau
両腕に絡まっていた紐を解き 誓い狼煙あげる
りょううで に からま っていた ひも を とき ちかい のろし あげる
Ryouude ni Karama tteita Himo wo Toki Chikai Noroshi ageru
ただ、やみくもに自我を通す若さゆえの過ちもいつか消えるから
ただ 、 やみくもに じが を とうす わかさ ゆえの あやまち もいつか きえ るから
tada 、 yamikumoni Jiga wo Tousu Wakasa yueno Ayamachi moitsuka Kie rukara
掲げ上げていたその旅の始まりは? 一つの終わりが訪れて又一つの終わりが動く
かかげ あげ ていたその たび の はじまり は ? ひとつ の おわり が おとずれ て また ひとつ の おわり が うごく
Kakage Age teitasono Tabi no Hajimari ha ? Hitotsu no Owari ga Otozure te Mata Hitotsu no Owari ga Ugoku
くり返す後悔とそのたびに持つ希望 理想と同じ"終わりの始まり"目指そう
くり かえす こうかい とそのたびに もつ きぼう りそう と おなじ " おわり の はじまり " めざそ う
kuri Kaesu Koukai tosonotabini Motsu Kibou Risou to Onaji " Owari no Hajimari " Mezaso u
行く先の空に暗雲が立ちこめたとしても祈りに似た叫びで声枯れても
ゆくさき の そら に あんうん が たち こめたとしても いのり に にた さけび で こえ かれ ても
Yukusaki no Sora ni An\'un ga Tachi kometatoshitemo Inori ni Nita Sakebi de Koe Kare temo
壊れずこらえた痛みをその目にありきたりの姿を僕ら見つけよう
こわれ ずこらえた いたみ をその めに ありきたりの すがた を ぼくら みつ けよう
Koware zukoraeta Itami wosono Meni arikitarino Sugata wo Bokura Mitsu keyou