Lyric

ざらついた空に鳴り響くリフレイン

「意味なんてあるの?」と削られる意思

そこで止まったままの

ペン先のにじんだ字見つめ

頬をつたう涙に気付く、、、

泣き叫んでいてもリフレインは鳴り止まない

憧れを思い浮かべ

破り捨てては書き直す

もうすでに指先に感覚はない

うつむく僕らはまだ忘れてはいない

だからブリキの義手あてがって

繰り返し書くのさ

ざらついた空に打ち込まれていたくさびを取り外して

一つずつ取り出す言葉をこの手紙に降らして

夜が明けてゆく音を机上の紙に鳴らして

僕らまだ見果てぬ思いを書き終えてはいないんだ

出口無くしさまよう僕ら

静止した森の中

そこには一本の木だけが揺れていた

拾うようにして手に取った

今にも枯れて舞い散りそうな言の葉

ポケットにしまい込み

もし迷いの森でまた願いを無くしてしまったなら

そのポケットの言の葉を

"その手紙に降らして"

僕ら今、すべき事は一つしか残ってないんだ

途中で止まったままの思いを書き続けるだけさ

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