心は今 あらゆる可能性を網羅して
こころは いま あらゆる かのうせい を もうら して
Kokoroha Ima arayuru Kanousei wo Moura shite
君へと向かう か細い糸を選んだ
くん へと むか う か こまい いと を えらん だ
Kun heto Muka u ka Komai Ito wo Eran da
それは蜘蛛の巣 或いは罠に誘う澄んだ糸
それは くものす あるい は わな に さそう すん だ いと
soreha Kumonosu Arui ha Wana ni Sasou Sun da Ito
体中に纏い死んだとしても本望
からだじゅう に まとい しん だとしても ほんもう
Karadajuu ni Matoi Shin datoshitemo Honmou
荒れ茂る木々の暗がりで
あれ しげる きぎ の あん がりで
Are Shigeru Kigi no An garide
夜露の滴(しずく)に濡れて煌めく
よつゆ の しずく ( しずく ) に ぬれ て こう めく
Yotsuyu no Shizuku ( shizuku ) ni Nure te Kou meku
その美しき糸を
その うつくし き いと を
sono Utsukushi ki Ito wo
指で触れるよ
ゆび で ふれる よ
Yubi de Fureru yo
この想いを闇雲に振りほどこうとして
この おもい を やみくも に ふり ほどこうとして
kono Omoi wo Yamikumo ni Furi hodokoutoshite
でも出来なくて余計にきつく絡まるだけ
でも できな くて よけい にきつく からま るだけ
demo Dekina kute Yokei nikitsuku Karama rudake
恋の終わりの虚しさを
こい の おわり の むなし さを
Koi no Owari no Munashi sawo
君だって知っているだろうさ
くん だって しって いるだろうさ
Kun datte Shitte irudarousa
それなのに物怖じしない強さに惹かれてくよ
それなのに ものおじ じしない つよさ に ひか れてくよ
sorenanoni Monooji jishinai Tsuyosa ni Hika retekuyo
退屈な日々の暗がりで
たいくつ な ひび の あん がりで
Taikutsu na Hibi no An garide
月光に照らされ揺れる 踊るように
げっこう に てら され ゆれ る おどる ように
Gekkou ni Tera sare Yure ru Odoru youni
その怪しい光に
その あやし い ひかり に
sono Ayashi i Hikari ni
目がくらむよ
め がくらむよ
Me gakuramuyo
君という無二の糸を
くん という むに の いと を
Kun toiu Muni no Ito wo
引き寄せるよ
びき よせ るよ
Biki Yose ruyo