いつもの“青”より
いつもの “ あお ” より
itsumono “ Ao ” yori
もっと深い“青”だ
もっと ふかい “ あお ” だ
motto Fukai “ Ao ” da
湾の内側の海は色を変え生きる
わん の うちがわ の うみ は しょく を かえ いき る
Wan no Uchigawa no Umi ha Shoku wo Kae Iki ru
なぜ 恋人たちはここまで来るのだろう?
なぜ こいびと たちはここまで くる のだろう ?
naze Koibito tachihakokomade Kuru nodarou ?
愛を囁くには波音が必要?
あい を ささやく には なみおと が ひつよう ?
Ai wo Sasayaku niha Namioto ga Hitsuyou ?
原付バイクを飛ばして
げんつき ばいく を とば して
Gentsuki baiku wo Toba shite
家まで帰る道筋
いえ まで かえる みちすじ
Ie made Kaeru Michisuji
わざと山側を選んで来た
わざと やまがわ を えらん で きた
wazato Yamagawa wo Eran de Kita
そういう目で君を見ない
そういう めで くん を みな い
souiu Mede Kun wo Mina i
僕らのユリイカ
ぼくら の ゆりいか
Bokura no yuriika
発見したんだ
はっけん したんだ
Hakken shitanda
ずっと近くにいたのに
ずっと ちかく にいたのに
zutto Chikaku niitanoni
初めての感情
はじめて の かんじょう
Hajimete no Kanjou
夏の太陽に目を細めた時
なつ の たいよう に め を ほそめ た とき
Natsu no Taiyou ni Me wo Hosome ta Toki
君のことをキレイだと思った
くん のことを きれい だと おもった
Kun nokotowo kirei dato Omotta
多くの事実は
おおく の じじつ は
Ooku no Jijitsu ha
底に隠れている
そこ に かくれ ている
Soko ni Kakure teiru
ただの友達の境 潮の流れ次第
ただの ともだち の さかい しお の ながれ しだい
tadano Tomodachi no Sakai Shio no Nagare Shidai
なぜ 大人になると正直になれないの?
なぜ おとな になると しょうじき になれないの ?
naze Otona ninaruto Shoujiki ninarenaino ?
愛の告白には砂浜が最適?
あい の こくはく には すなはま が さいてき ?
Ai no Kokuhaku niha Sunahama ga Saiteki ?
2台のバイクが並んで
2 だい の ばいく が ならん で
2 Dai no baiku ga Naran de
国道からの脇道
こくどう からの わきみち
Kokudou karano Wakimichi
海に行こうって言い出したのは
うみ に いこ うって いいだし たのは
Umi ni Iko utte Iidashi tanoha
どっちが先だってよかった
どっちが さき だってよかった
dotchiga Saki datteyokatta
僕らのユリイカ
ぼくら の ゆりいか
Bokura no yuriika
思わず叫んだ
おもわず さけん だ
Omowazu Saken da
まさか同じ気持ちを
まさか おなじ きもち を
masaka Onaji Kimochi wo
持ち始めたこと
もち はじめ たこと
Mochi Hajime takoto
「わかった これだ!」とピンと来たその時
「 わかった これだ ! 」 と ぴん と きた その とき
「 wakatta koreda ! 」 to pin to Kita sono Toki
ギリシャの言葉 思い出したんだ
ぎりしゃ の ことば おもいだし たんだ
girisha no Kotoba Omoidashi tanda
僕らのユリイカ
ぼくら の ゆりいか
Bokura no yuriika
発見したんだ
はっけん したんだ
Hakken shitanda
ずっと近くにいたのに
ずっと ちかく にいたのに
zutto Chikaku niitanoni
初めての感情
はじめて の かんじょう
Hajimete no Kanjou
夏の太陽に目を細めた時
なつ の たいよう に め を ほそめ た とき
Natsu no Taiyou ni Me wo Hosome ta Toki
君のことをキレイだと思った
くん のことを きれい だと おもった
Kun nokotowo kirei dato Omotta