きみが買ってきた 都忘れ
きみが かって きた みやこ わすれ
kimiga Katte kita Miyako Wasure
今朝も水を入れかえました
けさ も みず を いれ かえました
Kesa mo Mizu wo Ire kaemashita
枯れてしまったら きみは帰ってはこない
かれ てしまったら きみは かえって はこない
Kare teshimattara kimiha Kaette hakonai
そんな気がして たまらなく こわくて
そんな きが して たまらなく こわくて
sonna Kiga shite tamaranaku kowakute
夜だというのに あかりもつけず
よる だというのに あかりもつけず
Yoru datoiunoni akarimotsukezu
目を閉じて こないきみを思います
め を とじ て こないきみを おもい ます
Me wo Toji te konaikimiwo Omoi masu
聞こえるのは 外を通る車の音だけ
きこ えるのは そと を とうる くるま の おと だけ
Kiko erunoha Soto wo Touru Kuruma no Oto dake
うるさい音に なぜか救われる思いです
うるさい おと に なぜか すくわ れる おもい です
urusai Oto ni nazeka Sukuwa reru Omoi desu
電話もかかって こないのです
でんわ もかかって こないのです
Denwa mokakatte konainodesu
手紙なんて もちろんきません
てがみ なんて もちろんきません
Tegami nante mochironkimasen
飾った二人の写真も 色あせたけど
かざった ふたり の しゃしん も しょく あせたけど
Kazatta Futari no Shashin mo Shoku asetakedo
捨てきれなくて 残っています
すて きれなくて のこって います
Sute kirenakute Nokotte imasu
やっとみつけた 幸せひとつ
やっとみつけた しあわせ ひとつ
yattomitsuketa Shiawase hitotsu
大切にしましょうねって 云ってた
たいせつ にしましょうねって いって た
Taisetsu nishimashounette Itte ta
きみにとって この暮しが全てと今 知りました
きみにとって この くらし が すべて と いま しり ました
kiminitotte kono Kurashi ga Subete to Ima Shiri mashita
大きすぎる夢が こわいと書いた日記から
おおき すぎる ゆめ が こわいと かい た にっき から
Ooki sugiru Yume ga kowaito Kai ta Nikki kara