冷たい海が
つめた い うみ が
Tsumeta i Umi ga
僕らの頭上で波を立てていた
ぼくら の ずじょう で なみ を たて ていた
Bokura no Zujou de Nami wo Tate teita
真珠はほころび
しんじゅ はほころび
Shinju hahokorobi
粉雪は内気な心に積もるから
こなゆき は うちき な こころ に つも るから
Konayuki ha Uchiki na Kokoro ni Tsumo rukara
僕はあなたに笑いかけた
ぼくは あなたに わらい かけた
Bokuha anatani Warai kaketa
ノックは静かで
のっく は しずか で
nokku ha Shizuka de
誰も起こさずに
だれも おこ さずに
Daremo Oko sazuni
そっと消えたヒントを黙って探してた
そっと きえ た ひんと を だまって さがし てた
sotto Kie ta hinto wo Damatte Sagashi teta
真珠はほころび
しんじゅ はほころび
Shinju hahokorobi
粉雪は内気な心に積もるから
こなゆき は うちき な こころ に つも るから
Konayuki ha Uchiki na Kokoro ni Tsumo rukara
僕はあなたに話しかけた
ぼくは あなたに はなし かけた
Bokuha anatani Hanashi kaketa
いびきの彼方に陽が昇った
いびきの かなた に よう が のぼった
ibikino Kanata ni You ga Nobotta
波の鱗に色が爆ぜた
なみ の うろこ に しょく が はぜ た
Nami no Uroko ni Shoku ga Haze ta
僕らの中で映しあった
ぼくら の なか で うつし あった
Bokura no Naka de Utsushi atta
身じろぎもせずに
み じろぎもせずに
Mi jirogimosezuni
僕は見てた
ぼくは みて た
Bokuha Mite ta
全ての熱も移しあった
すべて の ねつ も うつし あった
Subete no Netsu mo Utsushi atta
僕はあなたに飲み込まれた
ぼくは あなたに のみこま れた
Bokuha anatani Nomikoma reta
戻ろうか
もどろ うか
Modoro uka
陽が暮れちゃう前に
よう が くれ ちゃう まえ に
You ga Kure chau Mae ni
つないでもつないでも1mm足りないし
つないでもつないでも 1mm たり ないし
tsunaidemotsunaidemo 1mm Tari naishi
止まる気配のないこの渦に逆らうけど
とま る けはい のないこの うず に さから うけど
Toma ru Kehai nonaikono Uzu ni Sakara ukedo
洗い流されたってもう失われはしない
あらい ながさ れたってもう うしなわ れはしない
Arai Nagasa retattemou Ushinawa rehashinai
真珠はほころび
しんじゅ はほころび
Shinju hahokorobi
粉雪は内気な心に積もるから
こなゆき は うちき な こころ に つも るから
Konayuki ha Uchiki na Kokoro ni Tsumo rukara
僕はあなたに語りかけた
ぼくは あなたに かたり かけた
Bokuha anatani Katari kaketa
遠くの街が空襲で焼け落ちるように
とおく の まち が くうしゅう で やけ おちる ように
Tooku no Machi ga Kuushuu de Yake Ochiru youni
僕の中の何かも死んでいくようで怖いから
ぼく の なかの なにか も しん でいくようで こわい から
Boku no Nakano Nanika mo Shin deikuyoude Kowai kara
たわいもないものも全て
たわいもないものも すべて
tawaimonaimonomo Subete
あなたごと
あなたごと
anatagoto
連れ去って満ちていこう
つれ さって みち ていこう
Tsure Satte Michi teikou
バイバイ・・・
ばいばい ・・・
baibai ・・・
僕を見つけて
ぼく を みつ けて
Boku wo Mitsu kete
12時間以内に
12 じかんいない に
12 Jikan\'inai ni