Lyric

風が木の枝を揺らし

枯葉たちが舞い始めたら

街はカーディガンを着るように

冬が静かに近づいて来る

バスの停留所で

君を待っていても

沈む夕陽が

早くなって来て

切ないよ

あっという間に少女は

大人びて

少し薄暗い道

走って来る

ずっと 束ねたその髪

ほどいてたから

昨日と違う

見たことない

オーラだった

冬の制服と気持ちは

どこで着替えればいいのだろう

衣替えなんて先だけど

地面からそう

冷えて来るよ

バスのテールランプを

僕はやり過ごして

部活帰りの

君を待っていた

会いたくて…

あっという間に少女は

美しく

2人 同級生と

思えないよ

同じ中学の頃には

みんなのように

冗談言って

ごく普通の

君だったのに…

あっという間に少女は

輝いて

今の帰り道では

眩しすぎる

僕の声も聴こえない

遠い場所へと

君は1人で

大人の国

行ってしまうの?

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