風が木の枝を揺らし
かぜ が き の えだ を ゆら し
Kaze ga Ki no Eda wo Yura shi
枯葉たちが舞い始めたら
かれは たちが まい はじめ たら
Kareha tachiga Mai Hajime tara
街はカーディガンを着るように
まち は かーでぃがん を きる ように
Machi ha ka^digan wo Kiru youni
冬が静かに近づいて来る
ふゆ が しずか に ちかづ いて くる
Fuyu ga Shizuka ni Chikazu ite Kuru
バスの停留所で
ばす の ていりゅうしょ で
basu no Teiryuusho de
君を待っていても
くん を まって いても
Kun wo Matte itemo
沈む夕陽が
しずむ ゆうひ が
Shizumu Yuuhi ga
早くなって来て
はやく なって きて
Hayaku natte Kite
切ないよ
せつな いよ
Setsuna iyo
あっという間に少女は
あっという まに しょうじょ は
attoiu Mani Shoujo ha
大人びて
おとな びて
Otona bite
少し薄暗い道
すこし うすぐらい みち
Sukoshi Usugurai Michi
走って来る
はしって くる
Hashitte Kuru
ずっと 束ねたその髪
ずっと たばね たその かみ
zutto Tabane tasono Kami
ほどいてたから
ほどいてたから
hodoitetakara
昨日と違う
きのう と ちがう
Kinou to Chigau
見たことない
みた ことない
Mita kotonai
オーラだった
おーら だった
o^ra datta
冬の制服と気持ちは
ふゆ の せいふく と きもち は
Fuyu no Seifuku to Kimochi ha
どこで着替えればいいのだろう
どこで きがえ ればいいのだろう
dokode Kigae rebaiinodarou
衣替えなんて先だけど
ころも かえ なんて さき だけど
Koromo Kae nante Saki dakedo
地面からそう
じめん からそう
Jimen karasou
冷えて来るよ
ひえ て くる よ
Hie te Kuru yo
バスのテールランプを
ばす の てーるらんぷ を
basu no te^ruranpu wo
僕はやり過ごして
ぼくは やり すご して
Bokuha yari Sugo shite
部活帰りの
ぶかつ かえり の
Bukatsu Kaeri no
君を待っていた
くん を まって いた
Kun wo Matte ita
会いたくて…
あい たくて …
Ai takute …
あっという間に少女は
あっという まに しょうじょ は
attoiu Mani Shoujo ha
美しく
うつくし く
Utsukushi ku
2人 同級生と
2 にん どうきゅうせい と
2 Nin Doukyuusei to
思えないよ
おもえ ないよ
Omoe naiyo
同じ中学の頃には
おなじ ちゅうがく の ごろに は
Onaji Chuugaku no Goroni ha
みんなのように
みんなのように
minnanoyouni
冗談言って
じょうだん いっって
Joudan Itsutte
ごく普通の
ごく ふつう の
goku Futsuu no
君だったのに…
くん だったのに …
Kun dattanoni …
あっという間に少女は
あっという まに しょうじょ は
attoiu Mani Shoujo ha
輝いて
かがやい て
Kagayai te
今の帰り道では
いま の かえりみち では
Ima no Kaerimichi deha
眩しすぎる
まぶし すぎる
Mabushi sugiru
僕の声も聴こえない
ぼく の こえ も きこ えない
Boku no Koe mo Kiko enai
遠い場所へと
とおい ばしょ へと
Tooi Basho heto
君は1人で
くん は 1 にん で
Kun ha 1 Nin de
大人の国
おとな の くに
Otona no Kuni
行ってしまうの?
いって しまうの ?
Itte shimauno ?