Lyric

桜咲く 舞い落ちる 何も無いぼくの手の上

儚くて 優しくて 壊れそう きみみたいな花

いつもの改札を 擦り抜けて行くあの子はそう

輝く目をして 毎日何か掴み取って行くんだ

ぼくはと言えば 何にも無い毎日繰り返して

苦いビール持ってさ 空けようかどうか悩んで夜が明ける

桜咲く 舞い落ちる 何も無いぼくの手の上

儚くて 優しくて 壊れそう きみみたいな花

汚れたスパイクなら 心の奥に仕舞い込んだ

「これでいいんだよ」と

過ぎゆく春の逃げ道 探してるんだろう

無くして 諦めたボール

見つけてくれたのはきみでした

春が来る 咲き誇る グランドが風に揺れる

踏みしめて 泣き出した 溢れそう きみみたいな花

此処に在る 忘れ物 取りに来た ぼくの手の上

儚くて 優しくて 壊れそう きみみたいな花

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