傘の花を咲かせし路(みち) 想いだけが 今 かけてくよ
かさ の はな を さか せし みち ( みち ) おもい だけが いま かけてくよ
Kasa no Hana wo Saka seshi Michi ( michi ) Omoi dakega Ima kaketekuyo
雨の雫 はねる音を たどりゆくは 君待つ場所
あめ の しずく はねる おと を たどりゆくは くん まつ ばしょ
Ame no Shizuku haneru Oto wo tadoriyukuha Kun Matsu Basho
そっと 頬をよせたのは 夢か また 現(うつつ)か
そっと ほお をよせたのは ゆめ か また げん ( うつつ ) か
sotto Hoo woyosetanoha Yume ka mata Gen ( utsutsu ) ka
ひと風ごと 姿かえ ふたりを惑わせる
ひと かぜ ごと すがた かえ ふたりを まどわ せる
hito Kaze goto Sugata kae futariwo Madowa seru
恋は 水鏡 麗(うるわ)しく わたしを見て
こは みず かがみ れい ( うるわ ) しく わたしを みて
Koha Mizu Kagami Rei ( uruwa ) shiku watashiwo Mite
瞳には 水鏡 消えゆくな 遠ざかるな
ひとみ には みず かがみ きえ ゆくな とおざ かるな
Hitomi niha Mizu Kagami Kie yukuna Tooza karuna
ぬれて儚(はかな)き空 涙も
ぬれて ぼう ( はかな ) き そら なみだ も
nurete Bou ( hakana ) ki Sora Namida mo
抱いてくれるなら 抱いてくれるなら
だい てくれるなら だい てくれるなら
Dai tekurerunara Dai tekurerunara
愛しき名を こめた弓よ 射抜いてゆけ この身を すべて
いとし き めい を こめた ゆみ よ しゃ ぬい てゆけ この みを すべて
Itoshi ki Mei wo kometa Yumi yo Sha Nui teyuke kono Miwo subete
せめて雨が 終わるまでに 秘めた夜が 終わるまでに
せめて あめ が おわ るまでに ひめ た よる が おわ るまでに
semete Ame ga Owa rumadeni Hime ta Yoru ga Owa rumadeni
紅(べに)の糸を 結ぶのは 君か また わたしか
くれない ( べに ) の いと を むすぶ のは くん か また わたしか
Kurenai ( beni ) no Ito wo Musubu noha Kun ka mata watashika
幼き日の 遊び事 手の鳴る方へ さぁ ゆけよ
おさなき にち の あそび こと ての なる ほう へ さぁ ゆけよ
Osanaki Nichi no Asobi Koto Teno Naru Hou he saa yukeyo
水鏡 生まれくる わたしを見て
みず かがみ うまれ くる わたしを みて
Mizu Kagami Umare kuru watashiwo Mite
その胸に 水鏡 散りゆくな 風にゆくな
その むね に みず かがみ ちり ゆくな かぜ にゆくな
sono Mune ni Mizu Kagami Chiri yukuna Kaze niyukuna
何故に出逢えた人 今宵も
なぜ に であえ た にん こよい も
Naze ni Deae ta Nin Koyoi mo
時空(とき)を渡るから 時空(とき)を渡るから
じくう ( とき ) を わたる から じくう ( とき ) を わたる から
Jikuu ( toki ) wo Wataru kara Jikuu ( toki ) wo Wataru kara
どこへ帰るか 夕時雨(ゆうしぐれ)
どこへ かえる か ゆう しぐれ ( ゆうしぐれ )
dokohe Kaeru ka Yuu Shigure ( yuushigure )
ゆらり ゆれて つれてって 戻れなくてもいい
ゆらり ゆれて つれてって もどれ なくてもいい
yurari yurete tsuretette Modore nakutemoii
恋は 水鏡 生まれくる わたしを見て
こは みず かがみ うまれ くる わたしを みて
Koha Mizu Kagami Umare kuru watashiwo Mite
瞳には 水鏡 消えゆくな 遠ざかるな
ひとみ には みず かがみ きえ ゆくな とおざ かるな
Hitomi niha Mizu Kagami Kie yukuna Tooza karuna
東雲(しののめ)に光くる 上弦の月のもとで
しののめ ( しののめ ) に ひかり くる じょうげん の がつ のもとで
Shinonome ( shinonome ) ni Hikari kuru Jougen no Gatsu nomotode
照らしだせ 水鏡 憂(うれ)いゆく わたしの恋
てら しだせ みず かがみ ゆう ( うれ ) いゆく わたしの こい
Tera shidase Mizu Kagami Yuu ( ure ) iyuku watashino Koi
ぬれて儚き空 涙も
ぬれて ぼう き そら なみだ も
nurete Bou ki Sora Namida mo
抱いてくれるなら 抱いてくれるなら
だい てくれるなら だい てくれるなら
Dai tekurerunara Dai tekurerunara