木々が揺れるざわめく夜は
きぎ が ゆれ るざわめく よる は
Kigi ga Yure ruzawameku Yoru ha
不気味なほどに死の匂いがする
ぶきみ なほどに しの におい がする
Bukimi nahodoni Shino Nioi gasuru
赤い月が燃やした空は
あかい がつ が もや した そら は
Akai Gatsu ga Moya shita Sora ha
まるで世界の終わりのようで
まるで せかい の おわり のようで
marude Sekai no Owari noyoude
僕らの流したカルマが空へ空へと昇ってゆく
ぼくら の ながし た かるま が そら へ そら へと のぼって ゆく
Bokura no Nagashi ta karuma ga Sora he Sora heto Nobotte yuku
汚れなき涙 本当はあるのだろう
よごれ なき なみだ ほんとう はあるのだろう
Yogore naki Namida Hontou haarunodarou
ただ奪い合い争って散りゆく定めでも
ただ うばいあい あらそって ちり ゆく さだめ でも
tada Ubaiai Arasotte Chiri yuku Sadame demo
その真っ直ぐな眼差しが伝えてる
その まっすぐ ぐな まなざし が つたえ てる
sono Massugu guna Manazashi ga Tsutae teru
命があるという事実が生きる意味だということを
いのち があるという じじつ が いき る いみ だということを
Inochi gaarutoiu Jijitsu ga Iki ru Imi datoiukotowo
風が止んだ静かな朝は
かぜ が やん だ しずか な あさ は
Kaze ga Yan da Shizuka na Asa ha
痛いくらいに耳鳴りがする
いたい くらいに みみなり がする
Itai kuraini Miminari gasuru
張り詰めてる凍えた空気
はり づめ てる こごえ た くうき
Hari Zume teru Kogoe ta Kuuki
まだ続くよと始まりを告げる
まだ つづく よと はじまり を つげ る
mada Tsuzuku yoto Hajimari wo Tsuge ru
僕らが生まれた奇跡は誰にも変えられない
ぼくら が うまれ た きせき は だれ にも かえ られない
Bokura ga Umare ta Kiseki ha Dare nimo Kae rarenai
命が叫んでいる限り明日へ明日へと繋がってゆく
いのち が さけん でいる かぎり あした へ あした へと つなが ってゆく
Inochi ga Saken deiru Kagiri Ashita he Ashita heto Tsunaga tteyuku
汚れなき涙 本当はあるのだろう
よごれ なき なみだ ほんとう はあるのだろう
Yogore naki Namida Hontou haarunodarou
今 息をして手をとってまた歩いてゆける
いま いき をして て をとってまた あるい てゆける
Ima Iki woshite Te wotottemata Arui teyukeru
この真っ白な朝焼けが映してる
この まっしろ な あさやけ が うつし てる
kono Masshiro na Asayake ga Utsushi teru
生まれてきたという事実に罪なんてないということを
うまれ てきたという じじつ に つみ なんてないということを
Umare tekitatoiu Jijitsu ni Tsumi nantenaitoiukotowo