いつか知らない間に それは僕の 一部になった
いつか しら ない まに それは ぼく の いちぶ になった
itsuka Shira nai Mani soreha Boku no Ichibu ninatta
痩せた身体のおく 絞り出した 心の絵の具
やせ た しんたい のおく しぼり だし た こころ の えのぐ
Yase ta Shintai nooku Shibori Dashi ta Kokoro no Enogu
汚れた自画像 何度も直す
よごれ た じがぞう なんど も なおす
Yogore ta Jigazou Nando mo Naosu
色の数だけ 黒くなる世界
しょく の かず だけ くろく なる せかい
Shoku no Kazu dake Kuroku naru Sekai
何かが 壊れはじめている 気がして 走り出した
なにか が こわれ はじめている きが して はしり だし た
Nanika ga Koware hajimeteiru Kiga shite Hashiri Dashi ta
雲ひとつないこの空は 鮮やかで 泣かせてもくれない
くも ひとつないこの そら は せん やかで なか せてもくれない
Kumo hitotsunaikono Sora ha Sen yakade Naka setemokurenai
夢から覚めてもまだ 夢をみた 現実はどこだ
ゆめ から さめ てもまだ ゆめ をみた げんじつ はどこだ
Yume kara Same temomada Yume womita Genjitsu hadokoda
オブジェのような 空が 僕は嫌い
おぶじぇ のような そら が ぼくは きらい
obujie noyouna Sora ga Bokuha Kirai
割れた鏡のなか 歪んだ目が 覗き込んだ
われ た かがみ のなか ひずん だ め が のぞき こん だ
Ware ta Kagami nonaka Hizun da Me ga Nozoki Kon da
足りない絵の具はどこ？ この空虚を 埋める色彩
たり ない えのぐ はどこ ？ この くうきょ を うめ る しきさい
Tari nai Enogu hadoko ？ kono Kuukyo wo Ume ru Shikisai
何かに怯え 手にしたものは
なにか に おびえ てに したものは
Nanika ni Obie Teni shitamonoha
温かくなく 寒くもなくて
おん かくなく さむく もなくて
On kakunaku Samuku monakute
得体の 知れないひらめきを 求めて 塗りつぶした
えたい の しれ ないひらめきを もとめ て ぬり つぶした
Etai no Shire naihiramekiwo Motome te Nuri tsubushita
額縁のような街は 無機質で 気付いてもくれない
がくぶち のような まち は むきしつ で きづい てもくれない
Gakubuchi noyouna Machi ha Mukishitsu de Kizui temokurenai
色褪せないものなんて あるわけない 真実はどこだ
いろあせ ないものなんて あるわけない しんじつ はどこだ
Iroase naimononante aruwakenai Shinjitsu hadokoda
手のひらに書いた 未来 握りしめて
ての ひらに かい た みらい にぎり しめて
Teno hirani Kai ta Mirai Nigiri shimete
雲ひとつないこの空は 鮮やかで 泣かせてもくれない
くも ひとつないこの そら は せん やかで なか せてもくれない
Kumo hitotsunaikono Sora ha Sen yakade Naka setemokurenai
夢から覚めてもまだ 夢をみた 現実はどこだ
ゆめ から さめ てもまだ ゆめ をみた げんじつ はどこだ
Yume kara Same temomada Yume womita Genjitsu hadokoda
創造は いつも いつも 僕を嫌う
そうぞう は いつも いつも ぼく を きらう
Souzou ha itsumo itsumo Boku wo Kirau