君が一つくれた mint gumの香り
くん が ひとつ くれた mint gum の かおり
Kun ga Hitotsu kureta mint gum no Kaori
少しずつ変化する 風に乗って 目に染みるよ
すこし ずつ へんかす る かぜ に のって めに しみる よ
Sukoshi zutsu Henkasu ru Kaze ni Notte Meni Shimiru yo
うつむく横顔のライン 盗み見る仕草は
うつむく よこがお の らいん ぬすみ みる しぐさ は
utsumuku Yokogao no rain Nusumi Miru Shigusa ha
新しいきっかけを 待ち侘びていたよね
あたらし いきっかけを まち わび ていたよね
Atarashi ikikkakewo Machi Wabi teitayone
苦しい
くるし い
Kurushi i
暮れ行く蒼が怖いから 裾を引き走る 横断歩道
くれ いく あお が こわい から すそ を びき はしる おうだんほどう
Kure Iku Ao ga Kowai kara Suso wo Biki Hashiru Oudanhodou
涙を見せてしまえば
なみだ を みせ てしまえば
Namida wo Mise teshimaeba
何か変わってしまうでしょ？
なにか かわ ってしまうでしょ ？
Nanika Kawa tteshimaudesho ？
だから…
だから …
dakara …
何か言おうとしても ねぇ どれも違う気がした
なにか いお うとしても ねぇ どれも ちがう きが した
Nanika Io utoshitemo nee doremo Chigau Kiga shita
耐えられない無言を 破る小雨の音
たえ られない むごん を やぶる こさめ の おと
Tae rarenai Mugon wo Yaburu Kosame no Oto
見上げて
みあげ て
Miage te
踏み切り前で通せんぼ
ふみきり まえ で とうせ んぼ
Fumikiri Mae de Touse nbo
午後五時 刻むメトロノーム
ごご ごじ きざむ めとろのーむ
Gogo Goji Kizamu metorono^mu
ハードルみたいな安全バー
はーどる みたいな あんぜん ばー
ha^doru mitaina Anzen ba^
二つ並ぶコンバース
ふたつ ならぶ こんばーす
Futatsu Narabu konba^su
そうだよ
そうだよ
soudayo
君も、そうなんだね
くん も 、 そうなんだね
Kun mo 、 sounandane
いちばん早く気付いたんだ
いちばん はやく きづい たんだ
ichiban Hayaku Kizui tanda
いつから君しか見てなかった？
いつから くん しか みて なかった ？
itsukara Kun shika Mite nakatta ？
誰も知らないくらい 前から
だれも しら ないくらい ぜんか ら
Daremo Shira naikurai Zenka ra
変わる事がなかった
かわ る こと がなかった
Kawa ru Koto ganakatta
今のこの景色も 笑った意味合いさえも
いま のこの けしき も わらった いみあい さえも
Ima nokono Keshiki mo Waratta Imiai saemo
泣きたいくらいに…
なき たいくらいに …
Naki taikuraini …
夕凪 迫る濃紺に 五線譜描く電線交差
ゆう なぎ せまる のうこん に ごせんふ えがく でんせん こうさ
Yuu Nagi Semaru Noukon ni Gosenfu Egaku Densen Kousa
君へと続く点線が いつか 矢印になればいい
くん へと つづく てんせん が いつか やじるし になればいい
Kun heto Tsuzuku Tensen ga itsuka Yajirushi ninarebaii
暮れ行く蒼が怖いから 裾口掴む 横断歩道
くれ いく あお が こわい から すそ くち つかむ おうだんほどう
Kure Iku Ao ga Kowai kara Suso Kuchi Tsukamu Oudanhodou
深呼吸
しんこきゅう
Shinkokyuu
噛み締めた、mint
かみ しめ た 、 mint
Kami Shime ta 、 mint
季節は 言う
きせつ は いう
Kisetsu ha Iu
「同じだよ」
「 おなじ だよ 」
「 Onaji dayo 」
まるで何か始まるみたいに
まるで なにか はじま るみたいに
marude Nanika Hajima rumitaini