触れられずに いい子だと
ふれら れずに いい こ だと
Furera rezuni ii Ko dato
籠の鳥みたいに
かご の とり みたいに
Kago no Tori mitaini
さえずっているだけを
さえずっているだけを
saezutteirudakewo
幸せというのかい?
しあわせ というのかい ?
Shiawase toiunokai ?
永遠という嘘と
えいえん という うそ と
Eien toiu Uso to
幻とを信じて
まぼろし とを しんじ て
Maboroshi towo Shinji te
君が手にしたなにかは
くん が てに したなにかは
Kun ga Teni shitananikaha
その淋しさだけかい?
その さびし さだけかい ?
sono Sabishi sadakekai ?
胸に閉じ込めた
むね に とじこめ た
Mune ni Tojikome ta
淫らな天使の首を
みだら な てんし の くび を
Midara na Tenshi no Kubi wo
薔薇の鍵 巻きつけて
ばら の かぎ まき つけて
Bara no Kagi Maki tsukete
夜に引きずり出してあげる
よる に びき ずり だし てあげる
Yoru ni Biki zuri Dashi teageru
常識や平凡は
じょうしき や へいぼん は
Joushiki ya Heibon ha
君を女にしない
くん を おんな にしない
Kun wo Onna nishinai
退屈を縛り上げ
たいくつ を しばり あげ
Taikutsu wo Shibari Age
壊れそうな声を上げて
こわれ そうな こえ を あげ て
Koware souna Koe wo Age te
微笑だしてる その舌を
びしょう だしてる その した を
Bishou dashiteru sono Shita wo
素直に見せなよ
すなお に みせ なよ
Sunao ni Mise nayo
夕暮れに瞬いた
ゆうぐれ に しゅん いた
Yuugure ni Shun ita
孤独な星みたいに
こどく な ほし みたいに
Kodoku na Hoshi mitaini
輝きは早々と
かがやき は そうそう と
Kagayaki ha Sousou to
枯れるとでもいうのかい?
かれ るとでもいうのかい ?
Kare rutodemoiunokai ?
そこに隠してる
そこに かくし てる
sokoni Kakushi teru
恥ずかしいはずの自分
はずかし いはずの じぶん
Hazukashi ihazuno Jibun
くちうつし ここにくれ
くちうつし ここにくれ
kuchiutsushi kokonikure
蝋燭の涙を抱いて
ろうそく の なみだ を だい て
Rousoku no Namida wo Dai te
情熱は夜 生まれ
じょうねつ は よる うまれ
Jounetsu ha Yoru Umare
そして朝に死にゆく
そして あさ に しに ゆく
soshite Asa ni Shini yuku
本能をまさぐって
ほんのう をまさぐって
Honnou womasagutte
目覚め始めていた無知を
めざめ はじめ ていた むち を
Mezame Hajime teita Muchi wo
したたり落ちてる その意味を
したたり おち てる その いみ を
shitatari Ochi teru sono Imi wo
鏡に映せよ
かがみ に うつせ よ
Kagami ni Utsuse yo
君がしてほしい
くん がしてほしい
Kun gashitehoshii
すべてを話してみて
すべてを はなし てみて
subetewo Hanashi temite
僕がこの指で
ぼく がこの ゆび で
Boku gakono Yubi de
ひとつずつ 触れてあげる
ひとつずつ ふれて あげる
hitotsuzutsu Furete ageru
「わかったよ。秘密だよ。
「 わかったよ 。 ひみつ だよ 。
「 wakattayo 。 Himitsu dayo 。
ほら。君を開いてごらん」
ほら 。 くん を ひらい てごらん 」
hora 。 Kun wo Hirai tegoran 」
肉体は言葉より
にくたい は ことば より
Nikutai ha Kotoba yori
誠実に君を救い
せいじつ に くん を すくい
Seijitsu ni Kun wo Sukui
ひび割れたプライドに
ひび われ た ぷらいど に
hibi Ware ta puraido ni
七色の甘い蜜を
なないろ の あまい みつ を
Nanairo no Amai Mitsu wo
花びらにからみつく
はなびら にからみつく
Hanabira nikaramitsuku
牙をむいた 白い蛇と
きば をむいた しろい へび と
Kiba womuita Shiroi Hebi to
求め合い 咲き乱れ
もとめ あい さき みだれ
Motome Ai Saki Midare
十字架に磔た愛を
じゅうじか に はりつけ た あい を
Juujika ni Haritsuke ta Ai wo
きらめき続ける欲望の
きらめき つづけ る よくぼう の
kirameki Tsuzuke ru Yokubou no
すべてをもらうよ
すべてをもらうよ
subetewomorauyo