哀しき宴に集いて この世の果てを歌にした
かなし き うたげ に つどい て この よの はて を うた にした
Kanashi ki Utage ni Tsudoi te kono Yono Hate wo Uta nishita
どよめく世間退けても
どよめく せけん しりぞけ ても
doyomeku Seken Shirizoke temo
鮮やぐ花びら舞う頃 届いたこの文差出しは
せん やぐ はなびら まう ごろ とどい たこの ぶん さしだし は
Sen yagu Hanabira Mau Goro Todoi takono Bun Sashidashi ha
信じれぬ未来の自分から
しんじ れぬ みらい の じぶん から
Shinji renu Mirai no Jibun kara
一人よがり 咲き乱れる人が 愛しさを忘れた人が
ひとり よがり さき みだれ る にん が いとし さを わすれ た にん が
Hitori yogari Saki Midare ru Nin ga Itoshi sawo Wasure ta Nin ga
眩きに 包まれた燃え盛る地に 口づけした いとをかし
くるめき に つつま れた もえ もる ち に くちづけ した いとをかし
Kurumeki ni Tsutsuma reta Moe Moru Chi ni Kuchizuke shita itowokashi
いつか散るのがこの世 すすり泣く無情の風に
いつか ちる のがこの よ すすり なく むじょう の かぜ に
itsuka Chiru nogakono Yo susuri Naku Mujou no Kaze ni
眩きに 包まれた燃え盛る地は 瞬くように いとをかし
くるめき に つつま れた もえ もる ち は またたく ように いとをかし
Kurumeki ni Tsutsuma reta Moe Moru Chi ha Matataku youni itowokashi
知り得た先の世 嘆いて 彼の人あの人貴方にも告げられない
しり えた さきの よ なげい て かの にん あの にん あなた にも つげ られない
Shiri Eta Sakino Yo Nagei te Kano Nin ano Nin Anata nimo Tsuge rarenai
信ずるはずも無い
しんず るはずも ない
Shinzu ruhazumo Nai
切り札なんかは 何も無い 事には終わりはあるけれど
きりふだ なんかは なにも ない こと には おわり はあるけれど
Kirifuda nankaha Nanimo Nai Koto niha Owari haarukeredo
性急に閉じる未来などはた迷惑
せいきゅう に とじ る みらい などはた めいわく
Seikyuu ni Toji ru Mirai nadohata Meiwaku
誰よりも 咲き乱れる人が 愛しさを知らない人が
だれ よりも さき みだれ る にん が いとし さを しら ない にん が
Dare yorimo Saki Midare ru Nin ga Itoshi sawo Shira nai Nin ga
眩きに 包まれたこの先の世に 成らす最後の鐘の音
くるめき に つつま れたこの さきの よに なら す さいご の かね の おと
Kurumeki ni Tsutsuma retakono Sakino Yoni Nara su Saigo no Kane no Oto
一人よがり 咲き乱れる人が 愛しさを忘れた人が
ひとり よがり さき みだれ る にん が いとし さを わすれ た にん が
Hitori yogari Saki Midare ru Nin ga Itoshi sawo Wasure ta Nin ga
眩きに 包まれた燃え盛る地に 口づけした いとをかし
くるめき に つつま れた もえ もる ち に くちづけ した いとをかし
Kurumeki ni Tsutsuma reta Moe Moru Chi ni Kuchizuke shita itowokashi
いつか散るのが定め どうせ散るなら 艶やかに
いつか ちる のが さだめ どうせ ちる なら つや やかに
itsuka Chiru noga Sadame douse Chiru nara Tsuya yakani
眩きに包まれた燃え盛る地は 瞬くように いとをかし
くるめき に つつま れた もえ もる ち は またたく ように いとをかし
Kurumeki ni Tsutsuma reta Moe Moru Chi ha Matataku youni itowokashi