Lyric

どこにだってあるような古ぼけた坂道

トンボの羽根がひとつ足りない

太陽が真上にのぼったまま動かず

だから僕は影を忘れた

いつまでもこのまま続くような坂道

蟻がトンボの羽根を運ぶ

僕は影がないから前も後ろもわからず

そして僕は坂を下った

この坂道の向こうをずっと見たかった

でも坂道の途中で僕は座る

あの真昼の太陽があんまりまぶしくて

この坂道の途中で影を待った

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