さくら 咲く頃に
さくら さく ごろに
sakura Saku Goroni
「また逢えるよね」「また逢えるよね」
「 また あえ るよね 」「 また あえ るよね 」
「 mata Ae ruyone 」「 mata Ae ruyone 」
いつも改札で 待ち合わせてた時間 通り過ぎる
いつも かいさつ で まちあわせ てた じかん とおり すぎ る
itsumo Kaisatsu de Machiawase teta Jikan Toori Sugi ru
あの頃と変わらない 春の風髪揺らす
あの ごろ と かわ らない はる の かぜ かみ ゆら す
ano Goro to Kawa ranai Haru no Kaze Kami Yura su
はしゃいだ電車の待ち時間 思い出し目をつむる
はしゃいだ でんしゃ の まちじかん おもいだし め をつむる
hashaida Densha no Machijikan Omoidashi Me wotsumuru
窓から見えるのは 不安だった未来じゃなくて
まど から みえ るのは ふあん だった みらい じゃなくて
Mado kara Mie runoha Fuan datta Mirai janakute
あの頃と変わらない 足音が聞こえるの
あの ごろ と かわ らない あしおと が きこ えるの
ano Goro to Kawa ranai Ashioto ga Kiko eruno
全速力で走った道に 二人の影が落ちる
ぜんそくりょく で はしった みち に ふたり の かげ が おちる
Zensokuryoku de Hashitta Michi ni Futari no Kage ga Ochiru
夕暮れのオレンジに くるまって時を越えて
ゆうぐれ の おれんじ に くるまって とき を こえ て
Yuugure no orenji ni kurumatte Toki wo Koe te
ないしょ話繰り返してさ
ないしょ はなし くりかえし てさ
naisho Hanashi Kurikaeshi tesa
思い出ぎゅっとぎゅっと 胸しめつける
おもいで ぎゅっとぎゅっと むね しめつける
Omoide gyuttogyutto Mune shimetsukeru
さくら 咲く頃に
さくら さく ごろに
sakura Saku Goroni
「また逢えるよね」「また逢えるよね」
「 また あえ るよね 」「 また あえ るよね 」
「 mata Ae ruyone 」「 mata Ae ruyone 」
何度も繰り返し つぶやいた
なんど も くりかえし つぶやいた
Nando mo Kurikaeshi tsubuyaita
強く握った手は
つよく にぎった て は
Tsuyoku Nigitta Te ha
花びらにそっと 包まれて二人
はなびら にそっと つつま れて ふたり
Hanabira nisotto Tsutsuma rete Futari
涙で歪んでる 空を見た
なみだ で ひずん でる そら を みた
Namida de Hizun deru Sora wo Mita
寄り道の最後に 行き着くすみっこのベンチは
よりみち の さいご に いき つく すみっこの べんち は
Yorimichi no Saigo ni Iki Tsuku sumikkono benchi ha
去年の今頃に 取り壊されたみたい
きょねん の いまごろ に とり こわさ れたみたい
Kyonen no Imagoro ni Tori Kowasa retamitai
今は見えないけど 確かに居た 二人の影が落ちる
いま は みえ ないけど たしかに いた ふたり の かげ が おちる
Ima ha Mie naikedo Tashikani Ita Futari no Kage ga Ochiru
「離ればなれになるなら 出逢わなければよかった」と
「 はなれ ばなれになるなら であわ なければよかった 」 と
「 Hanare banareninarunara Deawa nakerebayokatta 」 to
思ってもない事口にして
おもって もない こと くち にして
Omotte monai Koto Kuchi nishite
思い出ぎゅっとぎゅっと 胸しめつける
おもいで ぎゅっとぎゅっと むね しめつける
Omoide gyuttogyutto Mune shimetsukeru
さくら 咲く頃に
さくら さく ごろに
sakura Saku Goroni
「さみしくないよ」「さみしくないよ」
「 さみしくないよ 」「 さみしくないよ 」
「 samishikunaiyo 」「 samishikunaiyo 」
強がって笑った 精一杯
つよが って わらった せいいっぱい
Tsuyoga tte Waratta Seiippai
練習した “さよなら”は
れんしゅう した “ さよなら ” は
Renshuu shita “ sayonara ” ha
戸惑うように ゆらりゆらりと
とまどう ように ゆらりゆらりと
Tomadou youni yurariyurarito
笑い合って二人 最後のバイバイ
わらい あって ふたり さいご の ばいばい
Warai Atte Futari Saigo no baibai
さくら 咲く頃に
さくら さく ごろに
sakura Saku Goroni
いつも決まって 君を思い出す
いつも きま って くん を おもいだす
itsumo Kima tte Kun wo Omoidasu
さくら 咲く頃に
さくら さく ごろに
sakura Saku Goroni
「また逢えるよね」「また逢えるよね」
「 また あえ るよね 」「 また あえ るよね 」
「 mata Ae ruyone 」「 mata Ae ruyone 」
どこかで願ってた 願ってた
どこかで ねがって た ねがって た
dokokade Negatte ta Negatte ta
強く握った手は
つよく にぎった て は
Tsuyoku Nigitta Te ha
花びらにそっと 包まれて二人
はなびら にそっと つつま れて ふたり
Hanabira nisotto Tsutsuma rete Futari
涙で歪んでる アワイロサクラチル 空を見た
なみだ で ひずん でる あわいろさくらちる そら を みた
Namida de Hizun deru awairosakurachiru Sora wo Mita