まるで世界中がそっと 耳を澄ませているみたいな夜に
まるで せかいじゅう がそっと みみ を すま せているみたいな よる に
marude Sekaijuu gasotto Mimi wo Suma seteirumitaina Yoru ni
コインランドリーに響くのは 僕が好きだったあのブルース
こいんらんどりー に ひびく のは ぼく が すき だったあの ぶるーす
koinrandori^ ni Hibiku noha Boku ga Suki dattaano buru^su
がたがた軋む洗濯機のノイズ
がたがた きしむ せんたくき の のいず
gatagata Kishimu Sentakuki no noizu
ぐるぐると回るシャツのリズムに乗せて
ぐるぐると まわる しゃつ の りずむ に のせ て
guruguruto Mawaru shatsu no rizumu ni Nose te
染みついて落ちない昔のメロディー
しみ ついて おち ない むかし の めろでぃー
Shimi tsuite Ochi nai Mukashi no merodi^
一人きり口ずさむア・カペラ
ひとり きり くち ずさむ あ ・ かぺら
Hitori kiri Kuchi zusamu a ・ kapera
コインランドリーに響くのは 聴かれたくもないブルース
こいんらんどりー に ひびく のは きか れたくもない ぶるーす
koinrandori^ ni Hibiku noha Kika retakumonai buru^su
心を繋いでいたかった ほつれた糸が切れても
こころ を つない でいたかった ほつれた いと が きれ ても
Kokoro wo Tsunai deitakatta hotsureta Ito ga Kire temo
歌だけはいつも残ってたのさ
うた だけはいつも のこって たのさ
Uta dakehaitsumo Nokotte tanosa
染みついてしまったものは 洗い流せなくなった
しみ ついてしまったものは あらい ながせ なくなった
Shimi tsuiteshimattamonoha Arai Nagase nakunatta
忘れました と嘘をついても
わすれ ました と うそ をついても
Wasure mashita to Uso wotsuitemo
コインランドリーに響くのは 下手くそなままのブルース
こいんらんどりー に ひびく のは へた くそなままの ぶるーす
koinrandori^ ni Hibiku noha Heta kusonamamano buru^su
窓の向こう側 蒼白い月も 天井の隅の防犯カメラも
まど の むこう がわ そうはく い がつ も てんじょう の すみ の ぼうはん かめら も
Mado no Mukou Gawa Souhaku i Gatsu mo Tenjou no Sumi no Bouhan kamera mo
訳知り顔して見てやがる 人の気も知らないくせに
わけ しり かお して みて やがる にん の きも しら ないくせに
Wake Shiri Kao shite Mite yagaru Nin no Kimo Shira naikuseni
心を繋いでいられたら ほつれた糸を直して
こころ を つない でいられたら ほつれた いと を なおし て
Kokoro wo Tsunai deiraretara hotsureta Ito wo Naoshi te
その訳をちょっとは知っていたかな
その わけ をちょっとは しって いたかな
sono Wake wochottoha Shitte itakana
いびつな皺さえ愛しいと 優しげな台詞を言って
いびつな しわ さえ いとしい と やさし げな せりふ を いっって
ibitsuna Shiwa sae Itoshii to Yasashi gena Serifu wo Itsutte
忘れないで と嘘をついたの?
わすれ ないで と うそ をついたの ?
Wasure naide to Uso wotsuitano ?
コインランドリーで知ったのは 悲しくもなれないフレーズ
こいんらんどりー で しった のは かなし くもなれない ふれーず
koinrandori^ de Shitta noha Kanashi kumonarenai fure^zu
心を繋いでいられなくて 分かち合えないと思い知って
こころ を つない でいられなくて わか ち あえ ないと おもい しって
Kokoro wo Tsunai deirarenakute Waka chi Ae naito Omoi Shitte
色褪せてゆくのだろう
いろあせ てゆくのだろう
Iroase teyukunodarou
くたくたになって 嫌になって 仕舞っておくだけならばいっそ
くたくたになって いやに なって しまって おくだけならばいっそ
kutakutaninatte Iyani natte Shimatte okudakenarabaisso
今日捨ててしまおう
きょう すて てしまおう
Kyou Sute teshimaou
胸の奥にあるメロディーと 知ってしまった優しさは
むね の おく にある めろでぃー と しって しまった やさし さは
Mune no Oku niaru merodi^ to Shitte shimatta Yasashi saha
思い出さないようにしなくちゃ
おもいださ ないようにしなくちゃ
Omoidasa naiyounishinakucha
心を繋いでられたこと 次の朝が来るまでには
こころ を つない でられたこと つぎの あさ が くる までには
Kokoro wo Tsunai deraretakoto Tsugino Asa ga Kuru madeniha
忘れていなくちゃ ああ
わすれ ていなくちゃ ああ
Wasure teinakucha aa
コインランドリーに響くのは 君の好きだったあのブルース
こいんらんどりー に ひびく のは くん の すき だったあの ぶるーす
koinrandori^ ni Hibiku noha Kun no Suki dattaano buru^su