彼の部屋には音がしない 時計の針さえ止まった
かの へや には おと がしない とけい の はり さえ とま った
Kano Heya niha Oto gashinai Tokei no Hari sae Toma tta
ドアにいくつも鍵をかけて そっと息を潜めている
どあ にいくつも かぎ をかけて そっと いき を ひそめ ている
doa niikutsumo Kagi wokakete sotto Iki wo Hisome teiru
脳内にフィード・バックしては 騒がしく蘇るシーン
のうない に ふぃーど ・ ばっく しては さわが しく よみがえる しーん
Nounai ni fi^do ・ bakku shiteha Sawaga shiku Yomigaeru shi^n
甲高く上がった悲鳴が 止まない耳鳴りの正体
こうだか く あが った ひめい が とま ない みみなり の しょうたい
Koudaka ku Aga tta Himei ga Toma nai Miminari no Shoutai
耳を塞ぐからこそ よく聴こえてしまうのさ
みみ を ふさぐ からこそ よく きこ えてしまうのさ
Mimi wo Fusagu karakoso yoku Kiko eteshimaunosa
サイレント・ノイズ つんざくような
さいれんと ・ のいず つんざくような
sairento ・ noizu tsunzakuyouna
静寂はアヴァンギャルド・パンク
せいじゃく は あう゛ぁんぎゃるど ・ ぱんく
Seijaku ha avangyarudo ・ panku
金切り声でがなりたてるSOS
かなぎり こえ でがなりたてる SOS
Kanagiri Koe deganaritateru SOS
決して他人に言えない秘密 彼が無口なふりしても
けっして たにん に いえ ない ひみつ かれ が むくち なふりしても
Kesshite Tanin ni Ie nai Himitsu Kare ga Mukuchi nafurishitemo
言葉はこみ上げてくるもの 許しを乞う台詞ばかり
ことば はこみ あげ てくるもの ゆるし を こう せりふ ばかり
Kotoba hakomi Age tekurumono Yurushi wo Kou Serifu bakari
口を閉ざすからこそ 語りかけてしまうのさ
くち を とざ すからこそ かたり かけてしまうのさ
Kuchi wo Toza sukarakoso Katari kaketeshimaunosa
サイレント・ノイズ つんざくような
さいれんと ・ のいず つんざくような
sairento ・ noizu tsunzakuyouna
静寂はアヴァンギャルド・パンク
せいじゃく は あう゛ぁんぎゃるど ・ ぱんく
Seijaku ha avangyarudo ・ panku
か細い声でつぶやいてるSOS
か こまい こえ でつぶやいてる SOS
ka Komai Koe detsubuyaiteru SOS
叶わない愚かな願い 独り言のように祈って
かなわ ない おろか な ねがい ひとりごと のように いのって
Kanawa nai Oroka na Negai Hitorigoto noyouni Inotte
嗚咽まじりの懺悔が 木霊する部屋
おえつ まじりの ざんげ が こだま する へや
Oetsu majirino Zange ga Kodama suru Heya
応答せよ 鍵を開けろ ドアの向こう 訪問者
おうとう せよ かぎ を ひらけ ろ どあ の むこう ほうもんしゃ
Outou seyo Kagi wo Hirake ro doa no Mukou Houmonsha
サイレント・ノイズ つんざくような
さいれんと ・ のいず つんざくような
sairento ・ noizu tsunzakuyouna
静寂はアヴァンギャルド・パンク
せいじゃく は あう゛ぁんぎゃるど ・ ぱんく
Seijaku ha avangyarudo ・ panku
彼の部屋に響き渡るノックの音
かの へや に ひびき わたる のっく の おと
Kano Heya ni Hibiki Wataru nokku no Oto
下らないお前の願い 叶えてやろうかと怒鳴って
くだら ないお まえ の ねがい かなえ てやろうかと ど なって
Kudara naio Mae no Negai Kanae teyaroukato Do Natte
扉を叩いているのは神様か それとも
とびら を たたい ているのは かみさま か それとも
Tobira wo Tatai teirunoha Kamisama ka soretomo