広大無辺な荒野を遮るものは何も無く
こうだい むへん な こうや を さえぎる ものは なにも なく
Koudai Muhen na Kouya wo Saegiru monoha Nanimo Naku
まして引き摺る想いなどあるものか
まして びき する おもい などあるものか
mashite Biki Suru Omoi nadoarumonoka
また明日を夢見るも 今日が過ぎ行き今日となり
また あした を ゆめみ るも きょう が すぎ いき きょう となり
mata Ashita wo Yumemi rumo Kyou ga Sugi Iki Kyou tonari
手にするものは数あれど 連れて行く物は数少ない
てに するものは かぞあ れど つれ て いく もの は かずすくない
Teni surumonoha Kazoa redo Tsure te Iku Mono ha Kazusukunai
無用な涙はくれてやれ 去るものにだけくれてやれ
むよう な なみだ はくれてやれ さる ものにだけくれてやれ
Muyou na Namida hakureteyare Saru mononidakekureteyare
理想も夢想も綯い交ぜの 独りよがりの詩歌には
りそう も むそう も ないまぜ の ひとり よがりの しいか には
Risou mo Musou mo Naimaze no Hitori yogarino Shiika niha
拍手や涙は似合わない 吹き曝し位が丁度いい
はくしゅ や なみだ は にあわ ない ふき さらし くらい が ちょうど いい
Hakushu ya Namida ha Niawa nai Fuki Sarashi Kurai ga Choudo ii
そこを 私の墓標にしてください
そこを わたし の ぼひょう にしてください
sokowo Watashi no Bohyou nishitekudasai
手向ける花は風任せ 野花の種子が舞うでしょう
たむけ る はな は かぜ まかせ の はな の しゅし が まう でしょう
Tamuke ru Hana ha Kaze Makase No Hana no Shushi ga Mau deshou
雨が降ったら喜んで 虫の死骸と眠ります 私は土になるのです
あめ が ふった ら よろこんで むし の しがい と ねむり ます わたし は つち になるのです
Ame ga Futta ra Yorokonde Mushi no Shigai to Nemuri masu Watashi ha Tsuchi ninarunodesu
誰かに踏まれる土になる
だれか に ふま れる つち になる
Dareka ni Fuma reru Tsuchi ninaru