灰の歌 才能不在 哀悼弔い
はい の うた さいのう ふざい あいとう とむらい
Hai no Uta Sainou Fuzai Aitou Tomurai
常磐線下りのホーム 電線にとまるカラスの憂鬱
じょうばんせん くだり の ほーむ でんせん にとまる からす の ゆううつ
Joubansen Kudari no ho^mu Densen nitomaru karasu no Yuuutsu
それを見ている彼女が抱える笑い飛ばせない日々の憂鬱
それを みて いる かのじょ が だえ る わらい とば せない ひび の ゆううつ
sorewo Mite iru Kanojo ga Dae ru Warai Toba senai Hibi no Yuuutsu
毎日同じ繰り返しだけどもう子供じゃないんだから
まいにち おなじ くりかえし だけどもう こども じゃないんだから
Mainichi Onaji Kurikaeshi dakedomou Kodomo janaindakara
去った物は追いかけず 過ぎたことは振り返らず
さった もの は おい かけず すぎ たことは ふりかえら ず
Satta Mono ha Oi kakezu Sugi takotoha Furikaera zu
間違ってる気もするけど きっとしょうがないわ
まちがって る きも するけど きっとしょうがないわ
Machigatte ru Kimo surukedo kittoshouganaiwa
夢を見て上京した 少年の長い髪が
ゆめ を みて じょうきょう した しょうねん の ながい かみ が
Yume wo Mite Joukyou shita Shounen no Nagai Kami ga
都市のビル風に揺れている それを彼女は見てる
とし の びる かぜ に ゆれ ている それを かのじょ は みて る
Toshi no biru Kaze ni Yure teiru sorewo Kanojo ha Mite ru
見てる カラスの目玉で見てる 見てる
みて る からす の めだま で みて る みて る
Mite ru karasu no Medama de Mite ru Mite ru
灰の歌 才能不在 哀悼弔い
はい の うた さいのう ふざい あいとう とむらい
Hai no Uta Sainou Fuzai Aitou Tomurai
ここがどこかなんて分からない 冷めた嘲笑が気に食わない
ここがどこかなんて わか らない さめ た ちょうしょう が きに くわ ない
kokogadokokanante Waka ranai Same ta Choushou ga Kini Kuwa nai
あれはアレイの白色矮星 それで僕は燃やされてしまいたい
あれは あれい の はくしょく わい ほし それで ぼくは もや されてしまいたい
areha arei no Hakushoku Wai Hoshi sorede Bokuha Moya sareteshimaitai
いっその事灰になって 風に吹かれて消えてしまえ
いっその こと はい になって かぜ に ふか れて きえ てしまえ
issono Koto Hai ninatte Kaze ni Fuka rete Kie teshimae
鍵をかけた部屋に篭って 燃え尽きるも何もありゃしねぇ
かぎ をかけた へや に かご って もえ ことごとき るも なにも ありゃしねぇ
Kagi wokaketa Heya ni Kago tte Moe Kotogotoki rumo Nanimo aryashinee
オレンジ色のマンションの ベランダで親子が笑ってた
おれんじ しょく の まんしょん の べらんだ で おやこ が わらって た
orenji Shoku no manshon no beranda de Oyako ga Waratte ta
きっと明日もいいことが 起こると信じて疑わない
きっと あした もいいことが おこ ると しんじ て うたがわ ない
kitto Ashita moiikotoga Oko ruto Shinji te Utagawa nai
そんな響きの声だから 僕らの胸は張り裂けた
そんな ひびき の こえ だから ぼくら の むね は はり さけ た
sonna Hibiki no Koe dakara Bokura no Mune ha Hari Sake ta
遠くに雨雲 明日はきっと雨だから
とおく に あまぐも あした はきっと あめ だから
Tooku ni Amagumo Ashita hakitto Ame dakara
楽しくないけど笑ってみた それでも僕等空っぽだから
たのし くないけど わらって みた それでも ぼくら からっぽ だから
Tanoshi kunaikedo Waratte mita soredemo Bokura Karappo dakara
今すぐ何かを始めなくちゃ それなら僕は歌を歌うよ
いま すぐ なにか を はじめ なくちゃ それなら ぼくは うたを うたう よ
Ima sugu Nanika wo Hajime nakucha sorenara Bokuha Utawo Utau yo
好きな歌を歌う
すき な うたを うたう
Suki na Utawo Utau
灰の歌 才能不在 哀悼弔い
はい の うた さいのう ふざい あいとう とむらい
Hai no Uta Sainou Fuzai Aitou Tomurai
なによりも普通を望んでた少年期の自意識の屋根裏
なによりも ふつう を のぞん でた しょうねん き の じいしき の やねうら
naniyorimo Futsuu wo Nozon deta Shounen Ki no Jiishiki no Yaneura
「人に嫌われたくなかった」 そんな名前のポスターで部屋は真っ暗
「 にん に きらわ れたくなかった 」 そんな なまえ の ぽすたー で へや は まっくら
「 Nin ni Kirawa retakunakatta 」 sonna Namae no posuta^ de Heya ha Makkura
いったい僕はなんになれる って結局何者でもありゃしねぇ
いったい ぼくは なんになれる って けっきょく なにもの でもありゃしねぇ
ittai Bokuha nanninareru tte Kekkyoku Nanimono demoaryashinee
青春の残り火みたいな 夜露をすすって今日も生きる
せいしゅん の のこり ひ みたいな よつゆ をすすって きょう も いき る
Seishun no Nokori Hi mitaina Yotsuyu wosusutte Kyou mo Iki ru
アメリカの映画みたいな ハッピーエンドは来なかった
あめりか の えいが みたいな はっぴーえんど は こな かった
amerika no Eiga mitaina happi^endo ha Kona katta
結局僕は僕だから 結局今日は今日だった
けっきょく ぼくは ぼく だから けっきょく こんにちは きょう だった
Kekkyoku Bokuha Boku dakara Kekkyoku Konnichiha Kyou datta
明日を変えられる力が 僕らにはあるはずだった
あした を かえ られる ちから が ぼくら にはあるはずだった
Ashita wo Kae rareru Chikara ga Bokura nihaaruhazudatta
テレビはいつものバラエティー 少し笑えた
てれび はいつもの ばらえてぃー すこし わらえ た
terebi haitsumono baraetei^ Sukoshi Warae ta
悲しくないけど涙落ちた いつでも僕等空っぽだから
かなし くないけど なみだ おち た いつでも ぼくら からっぽ だから
Kanashi kunaikedo Namida Ochi ta itsudemo Bokura Karappo dakara
今すぐ何かを始めなくちゃ それなら僕は歌を歌うよ
いま すぐ なにか を はじめ なくちゃ それなら ぼくは うたを うたう よ
Ima sugu Nanika wo Hajime nakucha sorenara Bokuha Utawo Utau yo
好きな歌を歌う 好きな歌を歌う 好きな歌を歌う
すき な うたを うたう すき な うたを うたう すき な うたを うたう
Suki na Utawo Utau Suki na Utawo Utau Suki na Utawo Utau
死にたくないけど手首切った 彼女は今日も空っぽだから
しに たくないけど てくび きった かのじょ は きょう も からっぽ だから
Shini takunaikedo Tekubi Kitta Kanojo ha Kyou mo Karappo dakara
今すぐ何かを伝えなくちゃ それなら僕は歌を歌うよ
いま すぐ なにか を つたえ なくちゃ それなら ぼくは うたを うたう よ
Ima sugu Nanika wo Tsutae nakucha sorenara Bokuha Utawo Utau yo
生きたくないけど生き残った 結局全部ゴミくずだから
いき たくないけど いきのこった けっきょく ぜんぶ ごみ くずだから
Iki takunaikedo Ikinokotta Kekkyoku Zenbu gomi kuzudakara
今すぐ何かを始めなくちゃ それなら僕は歌を歌うよ
いま すぐ なにか を はじめ なくちゃ それなら ぼくは うたを うたう よ
Ima sugu Nanika wo Hajime nakucha sorenara Bokuha Utawo Utau yo
好きな歌を歌う 好きな歌を歌う 好きな歌を歌う
すき な うたを うたう すき な うたを うたう すき な うたを うたう
Suki na Utawo Utau Suki na Utawo Utau Suki na Utawo Utau