夕暮れを待っている 月は夜を待っている
ゆうぐれ を まって いる がつ は よる を まって いる
Yuugure wo Matte iru Gatsu ha Yoru wo Matte iru
ぼくは手を待っている きみの手を待っている
ぼくは て を まって いる きみの て を まって いる
bokuha Te wo Matte iru kimino Te wo Matte iru
あの頃のように影を伸ばしてここまでおいでよ
あの ごろの ように かげ を のばし てここまでおいでよ
ano Gorono youni Kage wo Nobashi tekokomadeoideyo
繋いで泣いた 柔らかく滲む赤に遠回り
つない で ない た やわら かく にじむ あかに とおまわり
Tsunai de Nai ta Yawara kaku Nijimu Akani Toomawari
途切れながらも続いてく
とぎれる ながらも つづい てく
Togireru nagaramo Tsuzui teku
夕暮れは待っている 燃え尽きてしまう前に
ゆうぐれ は まって いる もえ ことごとき てしまう まえ に
Yuugure ha Matte iru Moe Kotogotoki teshimau Mae ni
見つけてとだれかの頬を 染めながら待っている
みつ けてとだれかの ほお を そめ ながら まって いる
Mitsu ketetodarekano Hoo wo Some nagara Matte iru
いつかふたつの影がひとつ増えても離れないように
いつかふたつの かげ がひとつ ふえ ても はなれ ないように
itsukafutatsuno Kage gahitotsu Fue temo Hanare naiyouni
繋いで泣いた 音もなく燃える赤に遠回り
つない で ない た おと もなく もえ る あかに とおまわり
Tsunai de Nai ta Oto monaku Moe ru Akani Toomawari
見逃してしまった笑顔もあるけれど
みのがし てしまった えがお もあるけれど
Minogashi teshimatta Egao moarukeredo
ふたつ並んだ影には 小さなぼくらの面影が
ふたつ ならん だ かげ には ちいさ なぼくらの おもかげ が
futatsu Naran da Kage niha Chiisa nabokurano Omokage ga
歌いながらさ
うたい ながらさ
Utai nagarasa
繋いで咲いた花の空 染まる世界に遠回り
つない で さい た はな の そら そま る せかい に とおまわり
Tsunai de Sai ta Hana no Sora Soma ru Sekai ni Toomawari
忘れないと誓ったココロも変わるけど
わすれ ないと ちかった こころ も かわ るけど
Wasure naito Chikatta kokoro mo Kawa rukedo
寝ないで描いたイメージは
ねな いで えがい た いめーじ は
Nena ide Egai ta ime^ji ha
ひどくキレイな色模様 笑いながら
ひどく きれい な しょく もよう わらい ながら
hidoku kirei na Shoku Moyou Warai nagara
繋いでたいないつまでも 染まる頬は何のせい?
つない でたいないつまでも そま る ほお は なんの せい ?
Tsunai detainaitsumademo Soma ru Hoo ha Nanno sei ?
肩の向こうの景色はもう違うけど
かた の むこう の けしき はもう ちがう けど
Kata no Mukou no Keshiki hamou Chigau kedo
終わってしまったいくつもの 物語の向こう側
おわ ってしまったいくつもの ものがたり の むこう がわ
Owa tteshimattaikutsumono Monogatari no Mukou Gawa
ふたつの影は続いてく
ふたつの かげ は つづい てく
futatsuno Kage ha Tsuzui teku
ふたつの影は続いてく
ふたつの かげ は つづい てく
futatsuno Kage ha Tsuzui teku