どうせ見えないんだろう 居るわけないだろう
どうせ みえ ないんだろう いる わけないだろう
douse Mie naindarou Iru wakenaidarou
祈りそうで縋りそうでかき消した
いのり そうで すがり そうでかき けし た
Inori soude Sugari soudekaki Keshi ta
ぼくが握りしめた そして握り潰した
ぼくが にぎり しめた そして にぎり つぶし た
bokuga Nigiri shimeta soshite Nigiri Tsubushi ta
手のひらで砕けた きみはどこで生きてるの?
ての ひらで くだけ た きみはどこで いき てるの ?
Teno hirade Kudake ta kimihadokode Iki teruno ?
おもちゃのキリンが散らばって広いはずの空を切り離した
おもちゃの きりん が ちら ばって ひろい はずの そら を きりはなし た
omochano kirin ga Chira batte Hiroi hazuno Sora wo Kirihanashi ta
からからに乾き切ったアスファルトに黒い影を落としニヤリと笑った
からからに かわき きった あすふぁると に くろい かげ を おと し にやり と わらった
karakarani Kawaki Kitta asufaruto ni Kuroi Kage wo Oto shi niyari to Waratta
どこで間違えたか気付いたところで巻き戻せないんなら意味はないや
どこで まちがえ たか きづい たところで まきもどせ ないんなら いみ はないや
dokode Machigae taka Kizui tatokorode Makimodose nainnara Imi hanaiya
匙を投げたふりで暗闇に紛れた ここじゃだれにも気付かれずにいられる
さじ を なげ たふりで くらやみ に まぎれ た ここじゃだれにも きづか れずにいられる
Saji wo Nage tafuride Kurayami ni Magire ta kokojadarenimo Kizuka rezuniirareru
どうせ見えないだろう ぼくのことなど
どうせ みえ ないだろう ぼくのことなど
douse Mie naidarou bokunokotonado
居なくたって 居なくなったきみじゃなきゃ
いな くたって いな くなったきみじゃなきゃ
Ina kutatte Ina kunattakimijanakya
闇に溶けるどころかもっと黒くなった
やみ に とけ るどころかもっと くろく なった
Yami ni Toke rudokorokamotto Kuroku natta
手のひらさえ見えない ぼくはどこで生きてるの?
ての ひらさえ みえ ない ぼくはどこで いき てるの ?
Teno hirasae Mie nai bokuhadokode Iki teruno ?
ガラクタみたいな街だって 夜になればちょっとカオを変えて
がらくた みたいな まち だって よる になればちょっと かお を かえ て
garakuta mitaina Machi datte Yoru ninarebachotto kao wo Kae te
暗闇を染め上げるネオンサイン 宝石みたいだとふたりで笑った
くらやみ を そめ あげ る ねおんさいん ほうせき みたいだとふたりで わらった
Kurayami wo Some Age ru neonsain Houseki mitaidatofutaride Waratta
どうせ言えないんだろう 巻き戻しても
どうせ いえ ないんだろう まきもどし ても
douse Ie naindarou Makimodoshi temo
言えないって言い訳して言わないんだろう
いえ ないって いいわけ して いわ ないんだろう
Ie naitte Iiwake shite Iwa naindarou
ぼくが握りしめた そして握り潰した
ぼくが にぎり しめた そして にぎり つぶし た
bokuga Nigiri shimeta soshite Nigiri Tsubushi ta
手のひらが疼いた きみとここで生きてたの
ての ひらが とう いた きみとここで いき てたの
Teno hiraga Tou ita kimitokokode Iki tetano
ふたりきりじゃ何故いけないの? ぼくがなにも守れないから?
ふたりきりじゃ なぜ いけないの ? ぼくがなにも まもれ ないから ?
futarikirija Naze ikenaino ? bokugananimo Mamore naikara ?
どうせ見えないんなら 居るわけないなら
どうせ みえ ないんなら いる わけないなら
douse Mie nainnara Iru wakenainara
祈るのも縋るのもぼくだろう
いのる のも すがる のもぼくだろう
Inoru nomo Sugaru nomobokudarou
ぼくに足りないもの きみに預けたもの
ぼくに たり ないもの きみに あずけ たもの
bokuni Tari naimono kimini Azuke tamono
取りに行かなきゃ もう 取りに行かなきゃ
とり に いか なきゃ もう とり に いか なきゃ
Tori ni Ika nakya mou Tori ni Ika nakya
咲くわけないだろう 笑い飛ばした
さく わけないだろう わらい とば した
Saku wakenaidarou Warai Toba shita
夢みたいな奇跡だって起こるなら
ゆめ みたいな きせき だって おこ るなら
Yume mitaina Kiseki datte Oko runara
ぼくは握りしめた 二度と離さないと
ぼくは にぎり しめた にど と はなさ ないと
bokuha Nigiri shimeta Nido to Hanasa naito
手のひらに誓った きみとここで生きてくよ
ての ひらに ちかった きみとここで いき てくよ
Teno hirani Chikatta kimitokokode Iki tekuyo
きみのネジで時を巻き戻してぼくらの在り処を取り戻した
きみの ねじ で とき を まきもどし てぼくらの あり ところ を とり もどし た
kimino neji de Toki wo Makimodoshi tebokurano Ari Tokoro wo Tori Modoshi ta