Lyric

もう既に君への言葉は場繋ぎのため息で象られ

俯いた可弱い肩がまた少し震えていた

もう何も求めるものなど無いよと笑っていたのは僕のほう

今以上、それ以上と何に餓えていたのか…?

信じることにいつか疲れて、

やがて来る別れの時に目を逸らして

夜を重ねていたよ…ずっと

きらきら光るその瞼から僕が消えてゆく

届くはずがない…そう知っているから言葉ひとつ、ふたつも

言えなかった…

「もう今はあなた無しでも生きていける」と君は微笑んで

行き場のない「現実」という部屋で僕は佇む

きらきら光る二人の日々が僕を越えてゆく

届くはずはない…そう知っていても僕は響け響けとただ祈った

君のほうへ…

何度目の朝と季節が過ぎれば、この夜明けが思い出となる…?

君の痛みも知らないままで…

また繰り返す別れの果てに何を得るのか?

消えることの無いこの悲しみはせめて空へ空へと…

きらきら光る涙がやがて消える頃には

旅路を行く僕と出会う誰かと夢をひとつ、ふたつと

浮かべていよう…

その痛みも…

チカラと成れ…

Info
Artist Lyricist Composer Arranger Category Title
Options