愉しいとか
たのし いとか
Tanoshi itoka
何もなくても
なにも なくても
Nanimo nakutemo
運びたいんだろ
はこび たいんだろ
Hakobi taindaro
ただ真っ黒なボクも
ただ まっくろ な ぼく も
tada Makkuro na boku mo
嬉しい事
うれし い こと
Ureshi i Koto
一つあったら
ひとつ あったら
Hitotsu attara
報らせたいんだろ
ほう らせたいんだろ
Hou rasetaindaro
その真っ白な声で
その まっしろ な こえ で
sono Masshiro na Koe de
人知れず息絶えた
ひとしれず いき たえ た
Hitoshirezu Iki Tae ta
『あの頃』の死骸が窓に映っている
『 あの ごろ 』 の しがい が まど に うつって いる
『 ano Goro 』 no Shigai ga Mado ni Utsutte iru
当たり前も車内では感動になった
あたりまえ も しゃない では かんどう になった
Atarimae mo Shanai deha Kandou ninatta
あの小さな絨毯も
あの ちいさ な じゅうたん も
ano Chiisa na Juutan mo
きっと空を飛ぶ為にはなくて
きっと そら を とぶ ために はなくて
kitto Sora wo Tobu Tameni hanakute
逃げようよ 急いで
にげ ようよ いそい で
Nige youyo Isoi de
僕達が辿り着く 夜は
ぼくたち が たどり つく よる は
Bokutachi ga Tadori Tsuku Yoru ha
行く宛がないのは毎日で
いく あて がないのは まいにち で
Iku Ate ganainoha Mainichi de
でも置き去りに出来ないのは
でも おきざり に できな いのは
demo Okizari ni Dekina inoha
両眼を塞いで20世紀に戻っても
りょうがん を ふさい で 20 せいき に もどって も
Ryougan wo Fusai de 20 Seiki ni Modotte mo
キミの事
きみ の こと
kimi no Koto
正しい事
ただし い こと
Tadashi i Koto
何もなくても
なにも なくても
Nanimo nakutemo
走りたいんだろ
はしり たいんだろ
Hashiri taindaro
ただ真っ黒なボクで
ただ まっくろ な ぼく で
tada Makkuro na boku de
この頃
この ごろ
kono Goro
揺れ動く自分との曖昧で
ゆれ うごく じぶん との あいまい で
Yure Ugoku Jibun tono Aimai de
削れる理想郷
けずれ る りそうきょう
Kezure ru Risoukyou
譲り合う優しさが
ゆずり あう やさし さが
Yuzuri Au Yasashi saga
喧騒になった
けんそう になった
Kensou ninatta
錆び付いた以上に古いホーム
さび つい た いじょう に ふるい ほーむ
Sabi Tsui ta Ijou ni Furui ho^mu
行く宛が似る筈ない人
いく あて が にる はず ない にん
Iku Ate ga Niru Hazu nai Nin
「飲み込んでしまえば、皆、同じさ。」
「 のみ こん でしまえば 、 みな 、 おなじ さ 。」
「 Nomi Kon deshimaeba 、 Mina 、 Onaji sa 。」
て笑ってる 夜は
て わらって る よる は
te Waratte ru Yoru ha
眼の前に夢中で通り越した日の
め の まえ に むちゅう で とおり こし た にち の
Me no Mae ni Muchuu de Toori Koshi ta Nichi no
もう光に逢えない者
もう ひかり に あえ ない もの
mou Hikari ni Ae nai Mono
減る蝋に背いて20世紀に戻るけど
へる ろう に せ いて 20 せいき に もどる けど
Heru Rou ni Se ite 20 Seiki ni Modoru kedo
ボクは車内
ぼく は しゃない
boku ha Shanai
適当に泣いて
てきとう に ない て
Tekitou ni Nai te
又 笑って
また わらって
Mata Waratte
自分の駅を
じぶん の えき を
Jibun no Eki wo
失くしたきり
なく したきり
Naku shitakiri
ねぇどうしたって
ねぇどうしたって
needoushitatte
理由はなくて
りゆう はなくて
Riyuu hanakute
歪んだレール
ひずん だ れーる
Hizun da re^ru
メトロは行く
めとろ は いく
metoro ha Iku
独り泣いて
ひとり ない て
Hitori Nai te
又 笑って
また わらって
Mata Waratte
自分の駅を
じぶん の えき を
Jibun no Eki wo
失くしたのに
なく したのに
Naku shitanoni
もうどうしたって
もうどうしたって
moudoushitatte
理由はなくて
りゆう はなくて
Riyuu hanakute
歪んだレール
ひずん だ れーる
Hizun da re^ru
メトロは行く
めとろ は いく
metoro ha Iku
あの小さな絨毯も
あの ちいさ な じゅうたん も
ano Chiisa na Juutan mo
きっと空を飛ぶ為にはなくて
きっと そら を とぶ ために はなくて
kitto Sora wo Tobu Tameni hanakute
逃げようよ 急いで
にげ ようよ いそい で
Nige youyo Isoi de
僕達が辿り着く 辿り着く 夜
ぼくたち が たどり つく たどり つく よる
Bokutachi ga Tadori Tsuku Tadori Tsuku Yoru
繰り返す事に似合う様に
くりかえす こと に にあう ように
Kurikaesu Koto ni Niau Youni
あと何度も又 繰り返す事
あと なんど も また くりかえす こと
ato Nando mo Mata Kurikaesu Koto
逃げようとしたって
にげ ようとしたって
Nige youtoshitatte
僕達が創り出す 夜だ
ぼくたち が つくり だす よる だ
Bokutachi ga Tsukuri Dasu Yoru da
行く宛はずっと解っていて
いく あて はずっと かいって いて
Iku Ate hazutto Kaitte ite
今 置き去りに出来ないモノ
いま おきざり に できな い もの
Ima Okizari ni Dekina i mono
両眼を開いて20世紀は語るよ
りょうがん を ひらい て 20 せいき は かたる よ
Ryougan wo Hirai te 20 Seiki ha Kataru yo
キミの事
きみ の こと
kimi no Koto
ボクの事
ぼく の こと
boku no Koto