空想が花束をくれる
くうそう が はなたば をくれる
Kuusou ga Hanataba wokureru
頑丈な哀しみの下に
がんじょう な かなし みの したに
Ganjou na Kanashi mino Shitani
真っ新な世の中の丘で
まこと っ あらたな よのなか の おか で
Makoto tsu Aratana Yononaka no Oka de
未だ且つてない不思議から
いまだ かつ てない ふしぎ から
Imada Katsu tenai Fushigi kara
一体 何が零れるの?
いったい なに が こぼれ るの ?
Ittai Nani ga Kobore runo ?
又 性懲りも無く目指しちゃった
また しょうこり も なく めざし ちゃった
Mata Shoukori mo Naku Mezashi chatta
アナタからは 只 遠退く日々
あなた からは ただ とおのく ひび
anata karaha Tada Toonoku Hibi
先送りになる安らかな眠り
さきおくり になる やすら かな ねむり
Sakiokuri ninaru Yasura kana Nemuri
僅かな光に似た希望が
わずか な ひかり に にた きぼう が
Wazuka na Hikari ni Nita Kibou ga
君の細胞に絡まった日から
くん の さいぼう に からま った にち から
Kun no Saibou ni Karama tta Nichi kara
一向に離れない
いっこう に はなれ ない
Ikkou ni Hanare nai
それだけ
それだけ
soredake
体は日増しに器用になって
からだ は ひまし に きよう になって
Karada ha Himashi ni Kiyou ninatte
心は間に合わなくって泣いてる
こころは まにあわ なくって ない てる
Kokoroha Maniawa nakutte Nai teru
大人になって置き忘れたのは
おとな になって おき わすれ たのは
Otona ninatte Oki Wasure tanoha
軽やかなスランバー
かろや かな すらんばー
Karoya kana suranba^
相も変わらず世の中の丘で
そう も かわ らず よのなか の おか で
Sou mo Kawa razu Yononaka no Oka de
簡単に花束を捨てる
かんたん に はなたば を すて る
Kantan ni Hanataba wo Sute ru
毎日の様に願う事は
まいにち の ように ねがう こと は
Mainichi no Youni Negau Koto ha
老い耄れた頃に会おう
おい もう れた ごろに あお う
Oi Mou reta Goroni Ao u
SOS まるで届かないのは
SOS まるで とどか ないのは
SOS marude Todoka nainoha
一体 誰の法則ですか?
いったい だれ の ほうそく ですか ?
Ittai Dare no Housoku desuka ?
このどうしようもなく永い夜が
このどうしようもなく ながい よる が
konodoushiyoumonaku Nagai Yoru ga
巡り巡る程
めぐり めぐる ほど
Meguri Meguru Hodo
頭の中 「やがて」「いずれ」ばかり
あたま の なか 「 やがて 」「 いずれ 」 ばかり
Atama no Naka 「 yagate 」「 izure 」 bakari
夢物語
ゆめものがたり
Yumemonogatari
サヨナラ以外の術を探して
さよなら いがい の じゅつ を さがし て
sayonara Igai no Jutsu wo Sagashi te
生まれたままの純粋な体で
うまれ たままの じゅんすい な からだ で
Umare tamamano Junsui na Karada de
一生は終われない
いっしょう は おわ れない
Isshou ha Owa renai
それだけ
それだけ
soredake
代わりは一人も居ない舞台に
かわり は ひとり も いな い ぶたい に
Kawari ha Hitori mo Ina i Butai ni
諦める事も許されないから
あきらめ る こと も ゆるさ れないから
Akirame ru Koto mo Yurusa renaikara
大人になった心の裏側
おとな になった こころ の うらがわ
Otona ninatta Kokoro no Uragawa
我が儘なスランバー
わが まま な すらんばー
Waga Mama na suranba^
自分らしさの破片の上
じぶん らしさの はへん の うえ
Jibun rashisano Hahen no Ue
歩いては血を流す者
あるい ては ち を ながす もの
Arui teha Chi wo Nagasu Mono
他愛のない日の為
たあい のない にち の ため
Taai nonai Nichi no Tame
血を流してよ
ち を ながし てよ
Chi wo Nagashi teyo
歩き出す者
あるき だす もの
Aruki Dasu Mono
光に似た希望は
ひかり に にた きぼう は
Hikari ni Nita Kibou ha
君の細胞に絡まっているから
くん の さいぼう に からま っているから
Kun no Saibou ni Karama tteirukara
一生 放さない
いっしょう はなさ ない
Isshou Hanasa nai
それだけ
それだけ
soredake
体が今 一人立つ舞台が雨でも
からだ が いま ひとりだち つ ぶたい が あめ でも
Karada ga Ima Hitoridachi tsu Butai ga Ame demo
心は逃げ出さない事
こころは にげださ ない こと
Kokoroha Nigedasa nai Koto
只 愛しくて走れるよ
ただ いとし くて はしれ るよ
Tada Itoshi kute Hashire ruyo
さらば
さらば
saraba
真夜中のスランバー
まよなか の すらんばー
Mayonaka no suranba^