世界のどこかで止まった 小さな時計の夢を…
せかい のどこかで とま った ちいさ な とけい の ゆめ を …
Sekai nodokokade Toma tta Chiisa na Tokei no Yume wo …
まだ幼くて全ては限りあるのだと知らずに
まだ おさなく て すべて は かぎり あるのだと しらず に
mada Osanaku te Subete ha Kagiri arunodato Shirazu ni
落とした箱には まだ見ぬ言葉あふれた
おと した はこ には まだ みぬ ことば あふれた
Oto shita Hako niha mada Minu Kotoba afureta
あの日の傷が片足縛り付けたままで
あの にち の きず が かたあし しばり づけ たままで
ano Nichi no Kizu ga Kataashi Shibari Zuke tamamade
もう 動けなくて
もう うごけ なくて
mou Ugoke nakute
「いつかまた」呼ぶ声は 見えなくて遠く先へ
「 いつかまた 」 よぶ こえ は みえ なくて とおく さき へ
「 itsukamata 」 Yobu Koe ha Mie nakute Tooku Saki he
立ち尽くす一人では何も出来ない…
たち つくす ひとり では なにも できな い …
Tachi Tsukusu Hitori deha Nanimo Dekina i …
世界に一つの時計は動かないままで今も
せかい に ひとつ の とけい は うごか ないままで いま も
Sekai ni Hitotsu no Tokei ha Ugoka naimamade Ima mo
誰かの言葉を求める鎖ほどくため
だれか の ことば を もとめ る くさり ほどくため
Dareka no Kotoba wo Motome ru Kusari hodokutame
あなたと同じ雨雲 見つめているのなら
あなたと おなじ あまぐも みつ めているのなら
anatato Onaji Amagumo Mitsu meteirunonara
届くかもしれない
とどく かもしれない
Todoku kamoshirenai
悲しみに涙した あの夜に戻れるなら
かなしみ に なみだ した あの よる に もどれ るなら
Kanashimi ni Namida shita ano Yoru ni Modore runara
もう一度「歩ける」と そっと呟いて
もう いちど 「 あるけ る 」 と そっと げん いて
mou Ichido 「 Aruke ru 」 to sotto Gen ite
進むことを懼れてた臆病なあたしは
すすむ ことを く れてた おくびょう なあたしは
Susumu kotowo Ku reteta Okubyou naatashiha
未来を見ないフリして"止まった"
みらい を みな い ふり して " とま った "
Mirai wo Mina i furi shite " Toma tta "
「いつかまた歩けるから 止まっても焦らないで」
「 いつかまた あるけ るから とま っても あせら ないで 」
「 itsukamata Aruke rukara Toma ttemo Asera naide 」
耳の奥 響くから少し目開けて
みみ の おく ひびく から すこし め ひらけ て
Mimi no Oku Hibiku kara Sukoshi Me Hirake te
咎めてた傷痕は消えなくて不安だけど
とがめ てた きず あと は きえ なくて ふあん だけど
Togame teta Kizu Ato ha Kie nakute Fuan dakedo
過去にもう手を振って歩き始めた
かこ にもう て を ふって あるき はじめ た
Kako nimou Te wo Futte Aruki Hajime ta